2004年12月18日公開
アメリカの空港に足止めされた東欧人の奮闘を描くヒューマン・ドラマ。
あらすじ
東ヨーロッパのクラコウジアからやってきたヴィクター・ナヴォルスキー は、ニューヨークのJFK国際空港に降り立つものの、祖国でクーデターが起こり、パスポートが無効になってしまった。アメリカへの門戸を閉ざされた彼は、仕方なく空港ターミナル内での生活を始める。言葉が通じないことから散々な目に遭いつつも、徐々に生活の方法を習得していくヴィクター。空港警備局主任のディクソン には目をつけられるが、清掃員のグプタ やフード・サービス係のエンリケ ら、たくさんの人々が味方になってくれた。そんな中でヴィクターは、妻子ある男性との不倫の恋に悩んでいるフライト・アテンダントのアメリアに淡い恋心を抱くようになる。彼は仲間たちの応援を得て、アメリアをデートに誘う。そして彼女に、亡き父との約束である、とある有名ジャズマンのサインをもらうためにニューヨークに来たことを告げた。そしてついに、クラコウジアの戦争が終わる。喜びを爆発させるヴィクターに、アメリアは不倫相手のコネで手に入れた1日限りの特別入国ビザを手渡した。アメリアは不倫相手と共に去り、ヴィクターは恋には破れたが、空港内の皆の応援を得て、ニューヨークへと足を踏み入れる。そしてジャズマンのサインをもらい、亡き父との約束を果たすのだった。
製作総指揮・原案: アンドリュー・ニコル
製作総指揮: パトリシア・ウィッチャー/ジェイソン・ホッフス
製作・監督: スティーヴン・スピルバーグ
製作: ウォルター・F・パークス/ローリー・マクドナルド
原案・脚本: サーシャ・ガヴァシ
脚本: ジェフ・ナサンソン
撮影: ヤヌス・カミンスキー
音楽: ジョン・ウィリアムス
【キャスト】
トム・ハンクス
キャサリン=ゼタ・ジョーンズ
スタンリー・トゥッチ
チー・マクブライド
クマール・パラーナ
ディエゴ・ルナ
ゾーイ・サルダナ