終着駅
トルストイ最後の旅
2010年9月11日公開
ロシアの文豪レフ・トルストイの晩年を、妻ソフィアとの確執と愛にスポットを当てて描く。
あらすじ
愛に生きて、愛を失う。世界的名優が織り成す文豪トルストイの知られざる物語。
ソフィヤ伯爵夫人 は、ロシアの偉大な文豪レフ・トルストイ の妻として、50年近く結婚生活を送ってきた。ある日突然、トルストイが新しい宗教の名のもと、爵位や財産、家族も捨て、菜食主義の独身となることを決める。トルストイの弟子で、ソフィヤが忌み嫌うウラジミール・チェルトコフ が、夫に新しい遺書への署名を説得したらしいことを知ったソフィヤは憤る。その遺書には、トルストイの作品に関する権利をロシア国民に与えると書かれていた。ソフィヤは自分の財産を守るため、知恵や魅力を総動員して戦う。チェルトコフはその行動がトルストイの輝かしい遺産にダメージを与えると警告するが、その通りになっていく。この関係のなかに、トルストイを崇拝する新しい助手ワレンチン・ブルガコフ が入ってくる。世間知らずな彼は、チェルトコフとソフィヤに次々と利用されそうになる。またワレンチンは、トルストイの理想主義の信奉者マーシャ に惹きつけられるが、同時に彼女の型破りな考え方に困惑する。あまりに複雑になった環境に嫌気のさした82歳のトルストイは、真夜中に家出を図る。ソフィヤは取り巻きの制止を振り切り、病に伏すトルストイのいるアスターポヴォ駅へ向け、特別列車でロシアを横断する。
監督/脚本:マイケル・ホフマン
製作:クリス・カーリング、イェンス・モイラー、ボニー・アーノルド
撮影:ゼバスティアン・エドシュミット
音楽:セルゲイ・イェチェンコ
製作:クリス・カーリング、イェンス・モイラー、ボニー・アーノルド
撮影:ゼバスティアン・エドシュミット
音楽:セルゲイ・イェチェンコ
【キャスト】
ソフィヤ・トルストイ:ヘレン・ミレン
レフ・トルストイ:クリストファー・プラマー
ワレンチン:ジェームズ・マカヴォイ
チェルトコフ:ポール・ジアマッティ
サーシャ・トルストイ:アンヌ=マリー・ダフ
マーシャ:ケリー・コンドン
ダシャン:ジョン・セッションズ
セルゲンコ:パトリック・ケネディ
ソフィヤ・トルストイ:ヘレン・ミレン
レフ・トルストイ:クリストファー・プラマー
ワレンチン:ジェームズ・マカヴォイ
チェルトコフ:ポール・ジアマッティ
サーシャ・トルストイ:アンヌ=マリー・ダフ
マーシャ:ケリー・コンドン
ダシャン:ジョン・セッションズ
セルゲンコ:パトリック・ケネディ