柔道龍虎房
2006年5月13日公開
香港の鬼才監督ジョニー・トーが、黒澤明監督のデビュー作『姿三四郎』にオマージュを捧げた異色の青春アクション。
あらすじ🥋
柔道界で『柔道小金剛』とまで呼ばれたトップ選手のシト・ポウ は、数年前に突然柔道を辞めて伝説の選手となっていた。今は酒場の雇われマスター兼バンドリーダーとしてギターを弾き、酒におぼれる自堕落な生活を送り、借金に追われていた。そんな時、トニー という男が酒場に現れて柔道の勝負を申し込んできた。最初は全く応じる気がなかったシト・ポウだが、突然、ステージに上がってサキソフォンを吹き出すトニーをなぜか気に入るように。そこに大陸から渡ってきて日本で歌手になることを夢見るシウモン も現れ、奇妙な3人の生活が始まる。シト・ポウはトニーから再三にわたって組み手を申し込まれ、シウモンからは夢をあきらめないで柔道家に戻るよう励まされる。そこに現役時代のライバルであったレイ・アコンが現れ、かつて行われなかった試合の決着をつけたいと申し出てくる。さらにシト・ポウの師匠が、自分の息子チンを助け潰れかけている道場を立て直してほしいと頼んでくる。チンは日本の映画「姿三四郎」の歌を愛唱するほどの柔道好きであった。シト・ポウの酒場は柔道家たちが技を競う場と化していき、各々の果たされなかった夢がかなう場となっていくのだった。
監督:ジョニー・トー
脚本:ヤウ・ナイホイ/イップ・ティンシン/アウ・キンイー
撮影:チェン・シウキョン
音楽:ピーター・カム
脚本:ヤウ・ナイホイ/イップ・ティンシン/アウ・キンイー
撮影:チェン・シウキョン
音楽:ピーター・カム
【CAST】
ルイス・クー
アーロン・クォック
チェリー・イン
レオン・カーファイ
カルバン・チョイ
ロー・ホイパン
チョン・シウファイ
ジャック・カオ
ルイス・クー
アーロン・クォック
チェリー・イン
レオン・カーファイ
カルバン・チョイ
ロー・ホイパン
チョン・シウファイ
ジャック・カオ