デニス・ホッパー/狂気の旅路 | シネマ係長の秘密基地

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デニス・ホッパー/

狂気の旅路

2019年12月20日(金)公開
個性派俳優でありアメリカン・ニューシネマを代表する「イージー・ライダー」を監督、アーティストとしての顔も持つハリウッドの反逆児デニス・ホッパーの半生を追うドキュメンタリー。
あらすじ晴れ
一流の監督や俳優にその才能と人柄を愛されながらも、その破天荒さと無謀さからハリウッドを追放されたアメリカの問題児にして異端者であり、1970年代以降のアメリカを象徴するアーティスト、デニス・ホッパー。そんな彼の破天荒な半生を、1970年代初頭から約40年にわたりホッパーの右腕だったサティヤ・デ・ラ・マニトウをはじめ数々の関係者たちの証言や、デニス・ホッパーの大ファンだったニック・エベリング監督自らが渉猟した未公開映像を交え、辿っていく。デニス・ホッパーは危うげな魅力を放つ個性派俳優としてデビュー。1969年にアメリカ公開された初監督作「イージー・ライダー」はアメリカン・ニューシネマを代表する作品となり、一躍時代の寵児に。その熱を引きずりながら次作「ラストムービー」の製作にのめり込んだものの、完成した映画は難解な内容だと製作元に拒絶される。大きな絶望を味わったホッパーは、酒とドラッグと暴力に溺れ、家庭生活も仕事もすべてを破綻。だが、1970年代後半にはフィリップ・モーラ監督「デニス・ホッパーの マッド・ドッグ・モーガン 賞金首」や、フランシス・F・コッポラ監督の「地獄の黙示録」等に出演。そして1980年には「アウト・オブ・ブルー」、1988年にはショーン・ペンを主演にした「カラーズ 天使の消えた街」でメガホンを取り、1980年代以降、俳優、監督として徐々にキャリア復活の兆しが見え始めた。その経緯を実の弟デヴィッドや、「アメリカの友人」で彼を起用したヴィム・ヴェンダース、「ブルーベルベット」で俳優デニス・ホッパーの再評価を決定づけたデヴィッド・リンチ、交流の深かった俳優マイケル・マドセン、「ラストムービー」で共演したジュリー・アダムス、 画家で映画監督でもあるジュリアン・シュナーベルや建築家のフランク・ゲーリーら多くの友人・知人たちが証言。アンディ・ウォーホルをも魅了した写真家であり無類の美術愛好家であった姿も映し出しながら、映画監督・俳優・写真家・アートコレクターとしてのデニス・ホッパーが旅した道のりと、映画史において彼が果たした役割を辿る。

監督:ニック・エベリング
製作:ニナ・ヤン・ボンジョヴィ、シェリー・アン・ティンモンズ
出演|デニス・ホッパー(アーカイブ映像)、サティヤ・デ・ラ・マニトウ、デヴィッド・ホッパー、ステラ・ガルシア、ジュリー・アダムス、フランク・ゲーリー、ヴィム・ヴェンダース、デヴィッド・リンチ、エド・ルシェ、ジュリアン・シュナーベル