オーケストラの向こう側 フィラデルフィア管弦楽団の秘密 | シネマ係長の秘密基地

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オーケストラの向こう側

フィラデルフィア

管弦楽団の秘密

2008年5月17日(土)公開

世界有数の実力を誇るフィラデルフィア管弦楽団の演奏家たちに密着したドキュメンタリー。国籍も人種も異なるメンバーたちの素顔にカメラが迫る。

あらすじ音譜

2000年春。ダニエル・アンカー監督はフィラデルフィア管弦楽団の演奏家を前に「音楽とは何か」という質問を投げかける。彼らは、一個人として独自の音色を創造するために常に探求し続けているのであった。イスラエル人のチェロ奏者ウディ・バー=ダヴィッドはパレスチナ人の音楽家シモン・シャヒーンと共同製作を始め、民族、歴史や政治的信条を越えた音楽の創造に挑む。ヴァイオリニストのジュディ・ガイストは、画家と音楽家というキャリアを持っており“描くこと”と“演奏すること”、この2つの狭間にある相互関係を再認識していく。トロンボーン奏者のニッツァン・ハロッズは、木曜の夜、オーケストラのコンサート後にサルサクラブのバンドに参加する。そして、ここで新たなインスピレーションを体感する。ヴァイオリニストのランザ兄弟は、幼少時に住んでいたイタリア人労働者階級街を訪ね、自らのルーツを辿ることによってその音楽の原点を見出す。フランス人のホルン奏者アダム・アンスウォースは、一年を通して欠かさずに行うマラソンの訓練や、即興を楽しむジャズ演奏によって生じた自らの音楽の変化に気付く。コンサートマスターのデイヴィッド・キムは、彼をヴァイオリニストとして熱心に育てていた母の死を契機にソリストの道を模索。オーケストラの一員として、仲間と共同で音楽を創造することの本当の喜びを見つけたとき、それは妥協ではない新しい表現の世界の第一歩となる、と語るのであった。フィラデルフィア管弦楽団独自の甘美かつ優雅なハーモニーは、日々音楽に挑み、音楽を愛し続けるこういった演奏家たちの真摯な生き方によって創り上げられていくのである。


監督・製作:ダニエル・アンカー
撮影:トム・ハーウィッツ
【キャスト】
リチャード・アモロソ『第1ヴァイオリン』
ポール・アーノルド『第2ヴァイオリン』
ウディ・バー=ダヴィッド『チェロ』
ホリー・ブレイク『コントラバスーン』
ディヴッド・ビルガー『首席トランペット』
ブレア・ボーリンガー『トロンボーン』
エリック・カールソン『トロンボーン』
ロバート・カファロ『チェロ』
サム・カヴィーツェル『クラリネット』
ザカリー・デピュー『第1ヴァイオリン』
ロバルト・ディアツ『首席ヴィオラ』
レナード・エドワード『ヴィオラ』
キンベリー・フィッシャー『首席第2ヴァイオリン』
ジュディ・ガイスト『ヴィオラ』
バーバラ・ゴヴァトス『第1ヴァイオリン』
リチャード・ハーロウ『チェロ』
ニッツァン・ハロッズ『首席トロンボーン』
エミリオ・”リー”・グラヴァニョ『コントラバス』
エレナ・カレンダレヴァ『第2ヴァイオリン』
フィリップ・ケーツ『第2ヴァイオリン』
デイヴィッド・キム『第1ヴァイオリン コンサートマスター』
ジョセフ・ランザ『第2ヴァイオリン』
ルイ・ランザ『第2ヴァイオリン』
ドン・リッツィー『首席ティンパニー』
ダニエル・マツカワ『バスーン』
マルガリータ・C・モンタナロ『ハープ』
アンジェラ・Z・ネルソン『パーカッション』
デヴィッド・ニカストロ『ヴィオラ』
エリザベス・S・マズーニア『イングリッシュ・ホルン』
ヒロノ・オカ『第1ヴァイオリン』
アンソニー・オーランド『パーカッション』
ハロルド・ロビンソン『首席コントラバス』
アダム・アンスウォース『ホルン』
リチャード・ウッドハム『首席オーボエ』
ウォルフガング・サヴァリッシュ『指揮者』
クリストフ・エッシェンバッハ『指揮者』
シャルル・デュトワ『指揮者』
インゴ・メッツマッハー『指揮者』
ジョン・ベルナード『歌うレストラン給仕』
セザール&ザ・ラテン・プレイボーイズ『サルサバンド』
マーク・コスグローヴ&グッド・メディシン『ブルーグラスバンド』
タン・ドゥン『作曲家』
シモン・シャヒーン『パレスチナの音楽家』
ルスラン・スリンコ『ストリート・ミュージシャン』