タッチ2 さよならの贈り物/恋する女たち | シネマ係長の秘密基地

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タッチ2 

さよならの贈り物

1986年12月13日(土)公開
金沢を舞台に3人の女子高生が恋に悩み、成長していく姿を描く。氷室冴子原作の同名小説の映画化
あらすじ野球
秋--達也が野球を続けようと決心したのは、須見工の新田の、「和也にかわって俺と戦ってくれ」という言葉だった。達也は、和也の練習メニューをこなし、黙々とロードワークを続けた。ある日、南が新体操部に入部したというニュースが学校中に広がった。そして大会に出場、みごとに個人優勝を飾った。冬--正月の各紙は、都大会代表になった南の写真を大きくとりあげていた。映画に出かけた南と達也は、勢南校のエース・西村と新田に出会う。西村は南のことで新田にライバル意識を燃やすが、達也のことは全然気にならない様子だった。春--明青野球部は新入部員も迎え、活気に充ちていた。新田も西村も甲子園めざして厳しい練習を続けている。しかし新体操と野球マネージャーのかけ持ちで忙しい南は、練習不足から思わぬミスを犯し、入賞を逸した。達也は、南に新体操に専念し、マネージャーをやめるように説得した。「和也だってそれを望んでいるはずだ」。夏--地区大会が始まった。明青の一回戦を辛勝したものの、和也になりきって和也のホームで投げる達也の力投でベスト4へ進んだ。雨で決勝戦が順廷になった日、南と達也は和也の墓地に来ていた。「和也が俺の体を使って投げているんだ」という達也。「ではタッチャンはどこにいるの?」。須見工との決勝戦が始まった。達也の投球は完壁で、新田を押さえ込んだ。そんな達也に対して、新田は激しく迫った。「俺は和也と戦っているんじゃない。お前と戦いたいんだ!」。9回裏、最後のバッターとして新田がバッターボックスに立った。今度だけは自分のホームで投げた和也の一球を新田のバットが激しくたたいた。白球はグングンと場外へ飛んでいった。この夏、南を甲子園へ連れていくという約束を、和也は果たせなかった。

総監督: 杉井ギサブロー 
監督: はしもとなおと 
原作: あだち充 
音楽: 芹澤廣明
【声優】
三ツ矢雄二/日高のり子/井上和彦/銀河万丈/9代目林家正蔵/鶴ひろみ/小宮和枝/中尾隆聖/北村弘一/千葉繁/増岡弘

恋する女たち

金沢を舞台に3人の女子高生が恋に悩み、成長していく姿を描く。氷室冴子原作の同名小説の映画化
あらすじもみじ
吉岡多佳子は金沢第一高校の2年生。白山の温泉町から出てきて、大学4年生の姉、比呂子と下宿生活をしている。彼女はクラスメイトの緑子の3度目の葬儀に、同じくクラスメイトの汀子と共に出かけた。緑子はクラス一の美少女だが、ショックを受けると葬儀をあげるのが趣味だった。しかし、今回の失恋のための葬儀は、今までのとは違っていた。その帰り、汀子からも好きな人がいると聞かされた多佳子はショックを受ける。親友二人の恋愛話に動転した彼女は、大胆なセクシャルシーンが売り物の映画に発作的に飛び込んだ。劇場を出たところで、クラスメイトの野球部員、沓掛勝が声をかけてきた。勝は多佳子の気になる相手なのである。最近、多佳子は誰かの視線をいつも感じていたが、それは比呂子が家庭教師をしていた一年生の神崎基志と判明した。もう一人、視ていた少女がいた。美術部で絵ばかり描いていたために留年した大江絹子である。絹子は多佳子のヌードを描きたいと言う。ある日、多佳子は汀子から彼氏、小林博史を紹介された。昔は超売れっ子の作詞家だったという30代半ばの歌人である。多佳子は神崎を誘って出かけた勝の野球の試合で、勝を応援する他校の少女、可奈の姿を見た。そして、勝に恋していることを認識し、左の横髪を切り落とした。そんな時、中学時代のツッパリ仲間とディスコに出かけた多佳子は、わざわざやって来た神崎から恋を打ち明けられる。そこに親衛隊に囲まれて緑子がディスコの女王として現れた。またその夜、汀子が博史が東京に戻ってしまうと酔って多佳子の部屋を訪れた。多佳子は偶然出会った勝から可奈との恋の悩みを打ち明けられ、ショックを受ける。どうしても自分の想いは口に出せないのだ。比呂子の卒業パーティーの夜、多佳子は勝が可奈に振られる姿を目撃、涙を流して神崎の家を訪れる。そして、神崎の父と比呂子の仲を知った。暖かくなり、多佳子、緑子、汀子の三人は、内灘海岸で野点てをし話し合った。三人とも、失恋を経験してひと回り大きくなったようだった。大学を卒業した比呂子は、白山に戻った。多佳子は絹子のために絵のモデルになる決心をし、文化祭の美術展で裸体画の前に立ちどまる勝の姿を想像するのだった。

監督・脚本:大森一樹 
原作:氷室冴子
脚本協力:渡邊孝好
製作:富山省吾
撮影:宝田武久
主題歌:斉藤由貴(「MAY」)
【キャスト】 
斉藤由貴、高井麻巳子、相楽ハル子、小林聡美、菅原薫、原田貴和子、柳葉敏郎、中村育二、渡辺祐子、坂井徹、川津祐介、蟹江敬三、星由里子