ロッキー3 | シネマ係長の秘密基地

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ロッキー3

1982年7月3日(土)公開
しがない4回戦ボーイからヘビー級チャンピオンの座を獲得したボクサーを描く「ロッキー」シリーズ最終編。
あらすじメラメラ
凄絶な死闘の末、アポロ・リード を倒しヘビー級の新チャンピオンとなったロッキー・バルボア は、底辺から這い上がったヒーローとして大衆、マスコミ界から熱烈に歓迎された。それから3年、ロッキーは妻エイドリアン、ロッキー・ジュニア、義兄ポーリー、トレーナーのミッキーらの熱い声援を背に、勝利の道をひたすら走り続け、10度の防衛を記録した。だが、これ以上高みへ昇る目標もない、充ち足りた日々はロッキーからハングリー精神を奪っていた。チャリティーで怪物レスラーと戦い観客を熱狂させたものの、所詮は真剣勝負など望むべくもないショーに過ぎなかった。しかも、凄い戦績で彼を猛追しているクラバー・ラング の存在があった。その頃、ロッキーを讃えて市の博物館前に巨大なブロンズ像が設置されることになった。その除幕式に出席したロッキーは感謝のスピーチの最後に、引退を宣言。ところが、観衆の中にいたクラバーがロッキーの弱腰をなじり、エイドリアンをも侮辱する言葉に、ロッキーは挑戦を受けたが、ミッキーは「3ラウンドしか持たない」と悲観的だった。やがて試合当日。ミッキーが心臓の痛みを訴えて倒れた。不安な思いでリングにのぼったロッキーに、クラバーのハンマー・パンチが炸裂。ロッキーは2ラウンドともたなかった。しかも控え室に戻ったロッキーを待っていたのはミッキーの死だった。奈落の底に叩き落とされたロッキーに協力を申し出たのは、かつての宿敵アポロだ。彼は、ロッキーに失われた闘争本能を取り戻すべく、彼を下町の黒人ジムに移し、1から徹底的にトレーニングをし直した。最初は弱気のロッキーだったが、アポロとエイドリアンの叱咤激励によって、ハングリーだったかつての姿が甦えった。クラバーとのリターン・マッチの日、生き返ったように軽快なロッキーは、苦闘しながらもついに栄光の座を取り戻した。

監督・脚本:シルベスター・スタローン 
製作:ロバート・チャートフ/アーウィン・ウィンクラー 
製作総指揮:ハーブ・ナナス
音楽:ビル・コンティ 
主題歌『アイ・オブ・ザ・タイガー』:サバイバー 
<キャスト> 
ロッキー…シルベスター・スタローン
エイドリアン…タリア・シャイア
ポーリー…バート・ヤング
ミッキー…バージェス・メレディス
アポロ…カール・ウェザース
クラバー…ミスター・T
怪物レスラーハルク・ホーガン