アントキノイノチ | シネマ係長の秘密基地

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アントキノイノチ

2011年11月19日(土)公開
さだまさしの同名小説を瀬々敬久監督が映画化。遺品整理業という仕事を通して、もがき苦しみながらも成長する若者の姿を描く。
あらすじもみじ
高校時代に親友を“殺した”ことがきっかけで、心を閉ざしてしまった永島杏平 は、父・信介 の紹介で遺品整理業“クーパーズ”で働くことになる。社長の古田 は「荷物を片付けるだけではなく、遺族が心に区切りをつけるのを手伝う仕事だ」と杏平を迎える。先輩社員・佐相 、久保田ゆき とともに現場に向かった杏平。死後1ヶ月経って遺体が発見されたその部屋では、ベッドは体液で汚れ、虫がチリのように部屋中に散乱していた。最初は誰もが怖気づくという現場に杏平は黙って向き合うが、ゆきに遺品整理のやり方を教わっている最中、彼女の手首にリストカットの跡を見つける……。3年前。生まれつき軽い吃音のある杏平は、高校時代、同じ山岳部の松井 たちに陰でからかわれていた。そんな中、松井による陰湿ないじめと周囲の無関心に耐えられなくなった山木 が飛び降り自殺をする。その後、松井の悪意は表立って杏平へと向かい、何も抵抗できない杏平だったが、登山合宿で松井と二人きりになった時にふと殺意が生まれる。崖から足を踏み外した松井を突き落とそうとする杏平。結局、杏平は松井を助けるが、松井は「滑落した杏平を助けたのは自分だ」と周囲にうそぶく。だが文化祭当日、山岳部の展示室には松井を助ける杏平の写真が大きく飾られていた。顧問の教師が撮影していたのだ。それは、教師や同級生たちが松井の悪意や嘘を知っていながら、それを見過ごしていたという証拠だった。杏平は再び松井に殺意を抱き「なんで黙ってるんだよ」と叫びながら松井に刃を向けた……。ある日、ゆきは仕事中に依頼主の男性に手を触られ、悲鳴をあげ激しく震えた。心配した杏平は、仕事帰りにゆきを追いかけ、彼女はためらいながらも少しずつ自分の過去に起きた出来事を杏平に告げる。そのことでゆきは自分を責め続けていた。なぜ自分は生きているのか。自分の命は何なのか。何かを伝えようとするが言葉が見つからない杏平。そして、ゆきは杏平の前から姿を消した……。

監督:瀬々敬久
原作:さだまさし(幻冬舎文庫)
企画プロデュース:平野 隆、下田淳行
脚本:田中幸子・瀬々敬久
音楽:村松崇継
エグゼクティブプロデューサー:田代秀樹、関根真吾
プロデューサー:上田有史、辻本珠子
撮影:鍋島淳裕
照明:三重野聖一郎
美術:磯見俊裕
【キャスト】
岡田将生、榮倉奈々、松坂桃李、鶴見辰吾、
檀れい 、染谷将太、柄本明、堀部圭亮、吹越満、津田寛治、宮崎美子、原田泰造、
洞口依子
主題歌:GReeeeN「恋文~ラブレター~」(NAYUTAWAVE RECORDS)