こんにちは。照れ

 

フランス・ドイツ・日本と

引っ越しながら

日仏バイリンガルの

子ども二人を育てた

日本語教師

海外での日本語教育サポーターの

ベラール聰子です。

 

 

 

最近あるお母さまと

お話をしていた時に

子どもに

「もう日本語は話したくない」

と言われた

というお話を聞きました。

これは、親にとって

本当にショックな

言葉ですよね・・・。

海外での日本語教育には

主に2つの難関があります。

 

 

一つ目は

お子さまが幼稚園や

小学校に上がり

お母さんと過ごす時間より

学校で友達と過ごす時間が

長くなる時

そして、二つ目は

小学校高学年

くらいになって

国語の勉強が

子どもの言葉から

大人の言葉に変わる時と

現地の学校の勉強や

お稽古事が忙しくなる時が

重なる時期です。

 

 

特にこの2つ目の難関である

小学校高学年の時期では

ここで日本語を

続けられなくなる方を

たくさん見てきました。

 

 

ですから

特に大切な時期であると

考えています。

 

その時期に

日本語を続けられなくなる

お子さんには

主に2つのケースがあります。

 

 

 

一つ目は時間的・物理的に

難しいという理由で。

二つ目は、日本語自体に

拒否反応を起こす

という理由から。

 

 

今回お話してくださった

お子さんの場合は

二つ目のケースですね。

 

 

私はいつも発信で

時間的・物理的に

難しくなるのであれば

海外という環境にあった

「日本語教育的アプローチ」

という勉強法に

移行していかれることを

お勧めしているのですが

日本語自体に

拒否反応を起こしてしまう

状態になっていると

せっかくこの

「日本語教育的アプローチ」を

やってみようと提案しても

受け入れてもらうことが

できません・・・。

つまり、海外での

日本語教育において

大切なこととは

小学校高学年という

難しい時期が来るまでに

日本語へ拒否反応が

起こらない状態を

作っておくということなのです。

その時期に、お子さんの中に

たとえ

「日本語の勉強は

ちょっとしんどいな」という

思いがあったとしても

もし「日本が好き」

「日本語が話せるとかっこいい」

「日本人でよかった」

「日本語を続けた方が何か

いいことがあるんじゃないか」

という気持ちが少しでもあれば

日本語教育的アプローチを

お母さまが提案したときに

「やってみよう」という

気持ちが生まれ

日本語の勉強を

続けることができるんですね。

 

 

つまり

海外での日本語教育とは

言葉だけを教えることではなく

日本人としての自覚を

高めていく働きかけを含む

親子のコミュニケーション

全体なのです。

 

お子さまがまだ

この難しい時期を迎えていない方は

是非今からこのことを

意識していただきたいし

既に迎えている方でも

今からでもそこに意識を

向けたコミュニケーションを

されることによって

お子さまの気持ちに

変化が生まれるはずです。

 

今回このようなお話を

含めたオンラインセミナーを

開催致します。

 

 

セミナーでは

私がお伝えしている3ステップの

1にあたる言語知識を

中心にお話しますが

そこに至る親子の

コミュニケーションについても

お話しますので

是非お子さまが小さい方から

大きい方まで

様々な方に聞いて

頂きたいと思います。

詳細は、こちらをご覧ください

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