こんにちは。照れ

 

フランス・ドイツ・日本と

引っ越しながら

日仏バイリンガルの

子ども二人を育てた

日本語教師

海外での日本語教育サポーター

【KOTOHOGU日本語】主催の

聰子です。

 

 

 

 

今日はフランス在住

9歳の女の子さんの

お母さまから頂いた

ご質問に

お答えしたいと思います。

このお子さまは

幼いころは日本語で

本を読み聞かせることが多く

本として触れているバランスは

日仏両言語で均等

だったそうなのですが

7歳前にフランス語の

長い文章が読めるように

なってきてから

フランス語の読書量が

圧倒的にのび

バカンス中などは

日に2,3冊

学校があるときでも

週に10冊以上のペースで

フランス語の本を

多読されている

ということなんですね。

 

 

 

一方、日本語の本は

読めない漢字があったり

選べる本が限られている

ということで

宿題として出るものは

読んでおられるものの

遠ざかっておられるとのこと

どうすればいいでしょうか

というご質問です。

 

 

 

このように現地語が

この場合はフランス語ですが

伸びてくると

不安を感じるというお話は

本当によく聞くんですね。

 

 

やっぱりフランス語が伸びると

日本語も伸びてほしいと思うのは

親として当然のことだと

思いますので

お気持ちは

本当によくわかります。おねがい

 

 

けれども冷静に考えますと

お子さまご自身が

知的好奇心をもって

これだけフランス語の本を

読まれているというのは

それだけ物事の理解レベルが

上がっているということですから

それが今は同じレベルでなくても

日本語の理解力にも

つながっていくということが

まずいえると思います。ニコニコ

 

 

また、これからフランスで

教育を受け続けるつもりである

ということも

ご質問には書かれていましたので

そういった意味でも

フランス語の力が強いというのは

すべての教科の理解に

反映されるから

とても大切なことです。

 

 

 

特にフランスの試験は

長い文章を書く

スタイルですので

フランス語力が高いというのは

フランスのいわゆるいい学校に

入るためには

とても大切な力なのです。

 

 

ですので

まずはお子さまがこれだけ

フランス語の本を読まれている

ということをほめてあげて

頂きたいと思います。照れ

 

 

また、いくつかの言語が

できる人であっても

やはり読みやすい言語

というのはあるんですよね。

 

 

同じことが書いてあったときに

すべての言語が

同じスピードで読めるとは

限りませんから

フランス語が伸びている

ということは

その言葉が柱の言葉と

なっているのです。

 

まずはその発達を

喜んであげていただきたいと

思います。

 

 

けれども

まあそうはいっても

何かしないと落ち着きませんよね。

 

 

アイデアとしては

やはり割合的には少なくても

日本語で興味がもてる本を選んで

それを少し難しく感じても

読んでもらう習慣を

続けられることが

いいと思います。

 

 

 

今どのくらいの割合で

読まれているかわかりませんが

月1冊とか2冊とか

これは日本語で読もうね

というようにすすめられるのが

いいのではないでしょうか。

 

 

まだお母さんの言うことを

聞いてくれやすい

小学校低学年から中学年のうちに

そういったルールを

決めるといいと思います。

 

また、これだけ

フランス語の本を

たくさん読まれていると

日本語の本も

たくさん読んでほしい

という気持ちになられると

思いますが

量にこだわる必要もなく

例えばお気に入りの本を

何度も読むとか

深く読むとか

そういった読み方を

すすめてみられるのも

またいいのではないか

と思います。

 

 

 

是非、お試しくださいね。照れ

 

 

 

 

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