こんにちは。照れ

 

フランス・ドイツ・日本と

引っ越しながら

日仏バイリンガルの

子ども二人を育てた

日本語教師

【KOTOHOGU NIHONGO】

主宰の

Satokoです。

 

海外での日本語教育。

 

これまで3回に分けて

海外の日本語教育で

よく聞くお悩みと

私の経験について

書いてきました。

 

 

 

 

そして前回は

国語の勉強が

学年相応にできなくても

日本語の勉強を続けるための

大切な3つの柱について

書きました。

 

 

今回は

この3つの柱の中の

1つ目について

書きたいと思います。

 

それは

お母さまご自身が

お子さまへ

効率よく声掛けできるような

日本語の知識を

知ることが大切であるウインク

ということです。

 

まず、お母さまご自身が

日本語の言語としての特徴というのを

ある程度理解することが

大切だと思います。

 

現地の言葉と

どこが違うのか

ということを

意識して

お子さまに話してあげることが

大切なのです。

 

例えば

お子さんが

買い物をしてきてくれた

とします。

 

お子さんは

頼んでいなかったのに

お母さんが好きなバナナも

買って来てくれたとします。

 

その時

あなたが使うのはどちらですか?

 

「バナナを買ったんだね。ありがとう」

 

「バナナを買ってくれたんだね。ありがとう」爆  笑

 

これを英語やフランス語でいうと

二つの違いを出すためには

「くれた」という表現はなくて

「お母さんの好きなバナナ」

などと言う言葉を足して

嬉しい気持ちを表す、

 

あるいは直接的に

「嬉しい」と言う、

 

という方法になると思うんですね。

 

でも

日本語では

「買ってくれたんだね」

と言う方が自然だし

そこに感謝の気持ちが

既に含まれているのです。

 

私は色々な言葉を

知っているわけではありませんが

少なくとも

英語やフランス語には

日本語のように

一文の中に

既に感謝が含まれている

という文はないと思います。

 

気を付けて頂くと

分かると思うんですが

私たちは

「あげる、もらう、くれる」

という言葉を

日常的に

よく使っているんですよね。

 

これはとてもよく分かる

例なんですけど

日本語の文章というのは

嬉しい、悲しい、残念、

などの感情の言葉を

付け加えなくても

一文の中に

感情が入っている表現

というのが非常に多いのです。

 

そういったことを

意識して

お子さまに話しかけていく

ということが

自然に日本語の力を伸ばしていくことに

つながると思います。

 

こういったことは

多分日本に住んでいると

自然に身につくので

文章を読んで

話し手の気持ちを理解する

というような問題はあっても

この表現を使って

文型を練習するというようなことは

ほとんどないと思うんですね。

 

でも

これは海外に住んでいるお子さまには

多分意識しないと

使いにくい表現であると思うのです。

 

これは一つの例ですが

このような文型は

たくさんありますので

それをお母さまご自身が

ある程度知識として持っておく

ということが

お子さまの日本語を

伸ばすことにつながると思うのです。

 

今年は

こういったことを含めた講座

というのも

ご提供したいと考えていますので

是非ご興味がおありの方は

お役に立てていただけたらと

思っています。おねがい

 

次回は

3つの柱の中の

2つ目の項目について

お話したいと思っています。ラブラブ

 

つづく

 

なぜ、あなたは
子どもに
日本語を話してほしいのか。

海外で

日本語教育をするとき

大切なのは

俯瞰して

これから起こることを

予想すること。

 

そして

自分が目指すゴールを

認識しておくこと

 

フランス、ドイツ、日本、フランスと
引っ越しながら
日仏バイリンガルの
子ども二人を育てた

海外在住通算23年の
日本語教師です。

 

日本が好きな人、

日本人であることに

誇りを持てる人が

増えることを願って

活動しています。

 

そのために

海外で日本語教育をされている
お母さまのための
「あなたとお子さまの日本語時間を

あなた仕様にカスタマイズする」

サポートセッションを

行っております❣

 

 

 

お子様の日本語教育に

お悩みはありませんか。

 

悩みがあるということは

理想があるということです。

 

あなたとお子様ご自身が望む

ゴールと方法を見つけて

お子様に

日本語というバトンを渡していく時間を

楽しいものにしていきませんか。

 

どこに住んでいても

どのような環境にいても

あなたらしい

日本語教育は可能です。

 

海外での日本語教育について

情報が欲しい方は

kotohogunihongo18@gmail.com

まで

「海外での日本語教育について

情報希望」と一言

送っていただけますか。

 

海外での日本語教育用

「年齢別の流れ

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プレゼント致します。

 

是非お受け取りくださいね。照れ