前回は扁桃体の機能について紹介しました。

 

今回はどうやって扁桃体の活動を知るか?について最新の技術を含めて紹介したいと思います。

 

扁桃体に限らずですが脳のどの部位が活性化しているかを調べるには普通 fMRI(ファンクショナルエムアールアイ)という機械をよく使います。

 

下の写真はfMRIの機器の中で恐怖を感じている顔写真を見せた時に扁桃体(下写真黄色の位置)が活性化したことを確認した実験です。

【画像は下リンクより引用】

図1

【引用】「恐怖の表情をしている顔写真」を見ている最中の健康男性21名の脳活動をfMRIにて測定し、恐怖や不安の感情により扁桃体の活動が活発になることを確認しました【引用ここまで】

 

残念ながらその辺の病院では簡単には測れません、、、、ガーン

ですので、自分の扁桃体が恐怖を感じた時にどれだけ活動するのかとか、普段から活性化しっぱなしかなどを知るすべがないんです。。。。。。。

心拍が上がった、冷や汗が出たとか扁桃体活動が引き起こす生理現象を指標にするしかないんですよね。

 

もっと手軽に扁桃体活動を測定できるようにしたい、

そう考えたイスラエルの研究者が脳波とfMRIを比較検討し、脳波で扁桃体の活動を推測する研究を発表しました

 

 

これはすごいグッド!グッド!グッド!

彼らはこの研究成果をもとに会社を立ち上げています。この会社と以前お話したこと合ったのですが名前忘れてしまって見つけることできませんでした😅 うまく進んでいることを期待しています。

 

新しい技術が未来を変えてくれますねデレデレ

 

来週はこの扁桃体の活動を指標に治療を目指しているお話を紹介したいと思いますビックリマークビックリマークビックリマーク