こんにちは!Hi! Bonjour!![]()
読書ってやっぱりいいよね~![]()
第4回目のBook Time!
はこちら![]()
題名:やがて訪れる春のために
(はらだみずき)
概要:都会での生活に行き詰った
主人公が入院した祖母に頼まれて13年ぶり
に佐倉市の生家の庭の様子を見に行く。
だがあの美しかった庭が荒れ果てていた。
独居老人の課題と周りの誤解に悩みながらも
少しずつ庭と自分自身を再生していく
優しい気持ちになる物語。
響いた言葉(一部抜粋):
☆今の私には、今の私にできることしか
できない
☆同じバラの花でも、春と秋ではちがう。
よく言われるのが、花の色。秋は花数が
少なくなるけど、花色が深くなり、香りも
豊かになる
☆花はだれかのために咲いているわけでは
ない。見るものを選んだり、見返りを求めたり
しない
(中略)
人は花にひかれ、癒され、ときに顔を
上げる力を与えてもらう
☆物事の理由というのは、なにかひとつだけ
が原因とは限らない
☆たとえば道端のアスファルトの隙間に咲く
花のように与えられた場所で、あるものを
生かし、ないものは求めず、生きるために
深く根を張ろう
幸せという花は、どんな場所にでも
咲かせることができる
感想:身近にありうる問題と庭の再生が
どこか読み手それぞれの人生とも緩やかに
リンクしていく感じがした。花や木の名前
もたくさん出て来て、主人公の内面と共に
どんどん変化していく庭が浮かび温かい
気持ちになった![]()
あなたも読んでみませんか![]()
読書は心の旅
Reading is a journey
La lecture est un voyage
今日もいい日![]()
ベルギーに駐在中のブログはこちら!


