Belgium@La Hulpe
こんにちは!Hi! Bonjour!![]()
学校で勉強して何の役に立つの?って
思ったことない![]()
☆このブログでは
私が撮影したお気に入り写真と
好きな言葉を日・英・仏でお届けします。
一つでも心に響けば嬉しいです![]()
(※仏のyouをvousベースにしています)
<言葉の花束
#278>
役に立つものも、時期も人によって違う
What is useful and when it is useful
varies from person to person
Ce qui est utile et quand cela est
utile varie d’une personne à l’autre
メッセージ
宮下奈都さんの「羊と鋼の森」が
とても好きで今回彼女のデビュー作
である「静かな雨」を読んだ。
その中で、ある学生が主人公の女性に
「なぜ学校に行くのか、勉強は役に
立つのか。」と問いかける。
その答えがとても響いたので一部を
載せたい。![]()
「役に立つか立たないか。それは本人にも
わからない。人によって役に立つものが
違うのよ。役に立つ時期も違う。
それだから、もし、今、役に立たないと
思っても、勉強を放棄する理由にはなら
ない。
あたしたちは自分の知っているものでしか
世界をつくれないの。
あたしのいる世界は、あたしが実際に
体験したこと、自分で見たり聞いたり
さわったりしたこと、考えたり感じたり
したこと、そこに少しばかりの創造力が
加わったものでしかないんだから。」
「新しいものやめずらしいものにたくさん
会うことだけが世界を広げるわけじゃない。
ひとつのことにどれだけ深く関われるかが
その人の世界の深さにつながるんだと
あたしは思う。」
「あなたはあなたにとっての世界を立ち上げる
ために、学校に行ってるのではないかな。」
「(中略)だけど、もし、(学校で)面白い
と思えるものがあったら、それが世界の
戸口なんだよ。あなたにとって突破口かも
しれない。いつでも開ける。
そこからあなたは外に出られる。」
学校の勉強に疑問を抱いていた学生時代に
聞きたかった言葉だなあ~と感じた。
でも世界を広げたり、深めたりは今からでも
できる。![]()
あなたは何を広げたり、深めたりしたい?
今日もいい日![]()
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