◆「あいち平和映画祭2024年」   
可愛い子供の絵を描く画家の「いわさきちひろ」のドキュメンタリー映画と
1970年の日活映画「戦争と人間/愛と悲しみの山河」を見てきました。

「あいち平和映画祭」は実行委員会が主催しています。
今回ホームページをリニュアールしたいとの事でお手伝いしました。
ボランティアスタッフがパソコン教室の生徒さんです。



2部(2作品)の上映です
1部は「いわさきちひろ」が27才から画家の道を歩み、さらに挿絵作家の著作権獲得に尽力したドキュメンタリ映画です。

「穏やかでのほほんとして愛くるしい子供の絵」・・・
内容は
「ちひろ」は意に沿わぬ結婚、最初の結婚をし、夫の赴任先の大連へ渡ったが、22歳で夫の自殺により帰国する。
疎開先の母の実家(松本市)で終戦を迎える。日本民主主義文化連盟(文連)の依頼により紙芝居『お母さんの話』を描く。

このころ、画家として立つことを決意する。
その後7歳下の松本善明と結婚。32歳、長男を出産した。
当時、夫は弁護士を目指して勉強中で、「ちひろ」が絵筆一本で生活を支えなければならなかったため、生後1ケ月半の息子を、長野県・松川村の両親のもとへ預けた。
その後、子供とともに生活し絵本など子どもの本を中心に画家として活躍。
生涯にわたって子どもや花を描き続けた。
享年55の若さで亡くなる。現存する作品は約9600点。
幼い時から決してあきらめなかった絵本作家への道、「ちひろ」の生涯を初めて深く知り感動の映画でした。

作品には、「ちひろ美術館東京」と「安曇野ちひろ美術館」で会えます。

2作目は1970年、日活のオールスターキャストの超大作作品。
「戦争と人間/愛と悲しみの山河」。
日本が満州を占領してから関東軍の無謀な戦争に向かう映画です。

浅丘ルリ子・吉永小百合・高橋英樹・三国廉太郎などのオールスターキャストの超大作作品。
日活映画の中にこんな戦争の映画があった事は知りませんでした、CGがない時代で、戦争シーンや満州、東京の街頭シーン等、壮大な映画の場面、50年前の作品です。石原裕次郎などが活躍したあの日活後期の作品ですね。

日本が無謀な戦争への道へと進み、男と女のままなら愛の映画。

ま~吉永小百合の可愛いこと。
ちょっと難しいけど・・その時代の日本がこんなのであったのか。
大変な時代を乗り越えて今がある。平和とは?今は平和なのか?

長い作品で「戦争と人間/愛と悲しみの山河」の最終部は(続き)は9月14日(土)に上映予定です。


以上長い文を読んでいただき有難うございます。

生徒が作ったホームページも見てあげてください。

あいち平和映画祭