ゴールデンウィーク中に巡った寺院4ヶ所、
その寺院すべてに『 八角円堂 』が存在していたことに、
あとから気付いてビックリ!
『八角円堂』を特集しておきたいと思います。
画像はGoogleマップからお借りしました。
上から目線の画像となりまして、
八角円堂の御本尊さまには申し訳ありません。
🙇♀️
それでは・・・いきます。
↓ ↓ ↓
『 四天王寺 』
聖霊院 太子奥殿
<御本尊>
聖徳太子四十九歳摂政像
『 法隆寺 』
東院 夢殿
<御本尊>
救世観音像
西円堂
<御本尊>
薬師如来像
『 興福寺 』
北円堂
<御本尊>
弥勒如来座像
南円堂
<御本尊>
不空羂索観音菩薩坐像
『 広隆寺 』
桂宮院本堂
<御本尊>
聖徳太子像
(現在は霊宝殿に移動)
以上です。
この八角が何を意味しているのか?
ですが、
” 観音さまが降りてくる霊山(補陀落)
その形が八角形をしていた "
という説があるので、
それと関連しているのかもしれません。
補陀落
(ここ↓↓のHPから画像↑↑をお借りしました)
(こちら↑↑HPから引用しました)
古くは観音の降りてくる霊場としての山を補陀落と言い、その形は八角形をしていて、インドの南端の海岸にあるとされましたが、その場所はどこであるのかは分かりません。
観音菩薩の浄土である補陀落浄土にある補陀落山は、観音菩薩が降り立つとされる伝説上の山であり、海の遥か向こうにあるという言い伝えから、我が国では中世になって補陀落浄土を目指して船に乗って渡海するという補陀落渡海がさかんに行われて時期がありました。
補陀落の地としては熊野や日光が有名ですが、和歌山県の熊野の海岸から、補陀落浄土を目指してわずかな食糧と水を携えて小さな帆掛け船に乗り、外に出られないように外から閉じてもらってから出港するという、決して帰ることの無い補陀落渡海で旅立った人が数多く居ます。
それではまた!😄