学制時代は小唄、常磐津節、新内節と習っておりましたので、教わったことを逆に教えることで芸の上達が図れるのではないかと、大学の同級生や音楽学科の学生に稽古していた時期がありました。

大阪谷町の祖母の家に下宿させてもらっていましたので、そこが稽古場になりました。

弟子はいずれも女子学生で、この中の音楽学部の子が変わっていました。

 

最初の稽古に当時はやりのミニスカートで来たのです。三味線は正座で少し股を割って構えます。ミニスカではパンツが正面から直接見えてしまいますので困りました。初めての日はとりあえず、タオルを膝にかけて見えないようにしました。

次の稽古はズボン可眺めのスカートをはいてくるようにと云ったのですが、膝上15センチくらいのミニスカで来ました。前の注意を忘れたのかと思い、またタオルを巻いて稽古をしました。

再度注意して、3回目の稽古も出先から回って来たと云ってミニスカ姿でした。

その学生、美人ではありませんがスタイルの良い子でしたので、二十歳過ぎの男盛りには挑発的行為でありました。

若い女性のパンツを見たくない訳ではありませんが、成り行きでその中身まで見てしまうことになったのでは稽古どころではなくなります。

さすがに次回は自制できないと判断して、その後の稽古はお断りしました。

 

ある意味もったいないようにも思いましたが、刹那に負けるとどんどんと泥沼に入っていくような気がしました。

ためらう時は、進まないことです。

私の背中に憑いた霊が、その子を良く思わなかったからかもしれません・・・