心サポートセンターKotodamaです。
北海道で小学生2年の子供が、置き去りにされ無事に7日目で
保護された。まずは、元気で保護されたことは、良かったとしか言えない。
躾ということが取りざたされているが、色々な家庭の子供への育て方がある。正しい躾の仕方ということが、果たしてあるのか、そしてそれを誰が判断するんだろうと想う。
他人に迷惑をかけることは、勿論親として責任として、正していかなくてはいけないと想う。そのやり方が、慎重にならなくてはいけないのだと感じます。
言うこと聞かないと、外に出したり押し入れに閉じ込めたり、親にされた経験のある人もたくさんいるんだと想う。時代の流れも影響する。育ってきた周りの環境にもよりますよね!?
子供を愛しているからこそ、人様に迷惑をかけない大人になったら困ると想い、よりきつい叱り方をするのだと想います。
しかし、その想いとは裏腹に子供は予想外の行動を起こします。「もうしないよ。ごめんなさい」と叱ることによって気付かせ、言わせることで親は「よし」とするのでしょう?!
うちの子は、臆病だしびびりだし。親が決めつけている、子供の印象です。とんでもない。臆病だったら7日間も一人でいられないし、置き去りにされた場から動かなかったでしょう?!
2年生の男なら自我も出てきてます。置いていかれた不安、悔しさ、悲しさ、複雑だと想います。
よく保護者と面談すると、「うちの子は○○だから」と言う保護者がいます。良くも悪くも、親の前の顔と、私に見せる顔と全く違う場合が多いです。「子供のことは、私が一番分かっている」と言う保護者の方に私はいつも言います。「保護者だからわからないことも多いのですよ」と。近いからこそ、わからない、気付かない事も多くあるのです。なかなか冷静に見ることが難しく、ついつい感情的になってしまいがちです。
根本的に小さい子でも、自己防衛本能があります。その場に応じた適応も必要とされます。
問題なのは、それを保護者が受け止め、信頼し安心安全の場を与えていく必要があると想います。子供は、日々成長しているのです。昨日出来なかったことが、今日いきなり出来ることもあるのです。行動も考え方も。
だからこそ親も子供の成長に合して、成長していかないと子供の動きや考え方についていけなくなり、慌ててしまうのです。
「そんな風に考えてるんですか?知らなかった」保護者がよく口にします。正しくは知ろうとしなかったのです。
「この子はこういう子」でなく、いろんな角度からも見てあげてください。
目の前にいる今日のお子さんは、昨日のお子さんとも明日のお子さんとも違いますよ!!
「子供とお母さんに笑顔をお届けする」
心サポートセンターKotodama
代表 大崎 清美