心サポートセンターKotodamaです。
燃え尽き症候群。これはよく耳にすることもあるかと想いますが、実際によくあることなのです。
どうしても行きたい高校があった生徒なのですが、人気校で倍率も厳しく、偏差値的にもさらに厳しく、親兄弟、学校、私以外はすべて志望校を下げろと言われたケースです。志望校を下げても受験なので安全なんてないのですよ。
2つも3つも念のため下げさせるのです。中学校側は、より安全だということを本人の行きたい高校ということを考えず、数字だけで選ばさせるのです。このやり方は、普通によくあることです。
彼女はどうしても、ある公立高校に行きたかったのです。先生を見返すと言って必死に勉強していました。結果は合格。誰もが驚きました。受験は当日のテスト内容にもよるので、何とも言えないのですが彼女はまぐれとかいうことで無く、実力で勝ち取ったのです。
しかし、高校に入って5月、目標を失ったかのように学校に行かれなくなったのです。私ともずっと親子ともに連絡を取り合い、場合によって一緒に校門まで行こうか、そんな話にまでなりました。精神的に病んでしまい、休学の形も取ろうかとなりましたが、最終的に学校を辞めてしまいました。その頃は通信制も今ほどプラス的なイメージではなく、彼女は家にこもるようになりました。
時間を見て、外で逢い話をして今後のことを考えていこうとなりました。数年後、彼女が選んだ道は、まず家を出て精神的に自立したいと言いました。保護者とも話し、見守ることにしました。
引きこもった生活からの外に出たいと言う、彼女の意思をまず尊重し、笑顔になり心身を優先したケースです。
先日、東京大学を出たというある講師の方のセミナーを受けて、そこで出た話です。東大生のほとんどが、東大に入ることが目標でその先にどうしたいのかがわからない。これもよく聞く話です。
私は採用もやっていたのですが、東大を出た学生の面接をした時、挨拶が出来ない、「僕に中学生の採用テストをやらせるのですか?」一発でアウト!その講師の方も言っていました。テストでは合格するが面接で落ちると。まず、面接先の企業のここが悪い!そこから入るそうです。落ちますよね!
東大の先にどうしたいか?あくまでも東大も通過点でしかないのですよ。
自分がどうしたいか?!それが大事!!いくつになっても。
ではまた👋