心サポートセンターKotodamaです。


今日朝の情報番組で、虐待の話を扱っていました。ここのところと言うか、乳幼児の

虐待の事件多いですよね!

特に0歳児が増えてきていると話していました。私自身の調べでは、0歳児から3歳児が全体の半数近くに及びます。そしてなんとその手をかけている半数が実の母親です。胸が痛くなります。こんな子供たちが、虐待に合うほどのいけないことをするでしょうか?!成長過程の一つと言える、母親を困らせる動きはすると想いますが、障害が残るほどや死に至らしめることにまでに至るでしょうか?!


これには、母親の成育歴に問題があると私は想います。


私自身の事例は、中学三年生と小学生を持つ母親でした。私に助けを求め相談に来たのは、なんと

その母親のお母様です。生徒から祖母にあたります。その祖母は、「私の娘の育て方が問題だった」とご自身を責められていました。


家庭環境は、その子の父親はサラリーマン、母親は専業主婦、祖母曰く、娘はとてもプライドが高いということでした。現金で高層マンションを購入し、経済的には何不自由なく周りからも俗に言うごく普通のご家庭でした。私の前でも、そのお母さんは、上品で一般的なお母さんです。しかし、入塾面談の時に、その中三生の男の子の体型が気になりました。一般的な中三生の男子の体型との違いが見てすぐにわかるほど、やせ細り全体的に骨が浮き出ている状態でした。


家庭内では、受験生ということもあると、休みの日や自宅に帰ってから、テレビは観せず、一日中椅子に座らせ勉強をさせていたということです。母親が出す課題が終わらないと、ご飯を食べさせない。机に伏せないように、身体をまっすぐに縛り、夏の暑さでもクーラーを付けず、ひたすら大量の課題をやらせていたということでした。あまりの空腹で、母親の目を盗み、ジャーから手でご飯を食べたということでした。


せめてもの救いは、祖母の家に泊まりに行く事は許していて、そこでご飯を十分に食べ勉強する時間からも解き放たれていました。祖母は、「どうしたらいいのか?警察に言おうか?問題は大きくしたくない。いいときもある、私が相談に来ているのがばれたら、何をされるか」と怯えていました。祖母の家での過ごし方は一時的な対処療法で問題の解決では無かったですが、祖母もやはり娘である母親としてのことも気遣っていたので、まずは一緒に見守ろうと話をしました。受験間際だったので、母親よりも子供を優先した対応を選びました。


母親は世間体を気にしていて、我が子をとにかく自分の入れたい高校に行かせたい。ただその想いだけで、息子と関わっていたようです。面談の度に、祖母の想いを踏まえ、勉強の仕方や子供との接し方などを話をしました。その際は、「そうですよね」といたって普通のやり取りが卒塾まで続きました。


その生徒は、母親の意図とは違い最終的に私立単願、そして祖母の自宅から通う。その決断に至るまでは、本人、両親、祖母、高校の入試担当、私とで話をしました。その子は、すでに高校を卒業しています。三年間祖母の家から通っていました。その間、祖母や高校からその生徒の様子は聴いていたのと、その生徒も卒塾してからも私に逢いに来てくれていましたし、連絡も取っていました。途中のやり取りは個人情報の関係があり詳細は、伝えられないですが、このケースは、祖母が敢えて娘の育て方を振り返ってくれたから一人の子供が救われたことだと想っています。


母親は、自分でも気付かなかったと想います。そんな娘を祖母が必至で孫も含め守ろうとしていた事例でした。母親がどこかのタイミングで気が付いてくれることを望んでいます。それが母親自身も楽になることだから。


そんなお母さんが、たくさんいます。


これから、私立が終わり、公立に向けての入試が残っています。私立は、ある程度事前に確約があるため合否は想定できるのですが、公立にはドラマがあるのです。


そんな高校対応のセミナーがあります。勿論私立に行く事が決まった保護者にも。倍率が出てからの高校選び、周りに振り回され、行く高校が悩み始めてしまう。義務教育じゃないだけに

、しっかりと選んでいかないと三年間続けていくことが難しくなる。

私立単願も、安心できない注意点が事例とともに、話をしていきます。


{15人だけの限定セミナー}


*日時:  1月31日(日)  ①13:00~14:30 ②17:00~18:30 ③どちらでも

      下記のHPのお問い合わせフォームから希望時間をご記入の上予約を入れてください。後日こちらからご連絡を入れさせて頂きます。

  *各回終了後  個別面談あり


*場所:  さいたま市中央区下落合 5-10-5アステリVIP 

        心サポートセンターKotodama内 (多目的ホール) 


*参加費 一人4000円


*HP http://kotodama.link/


*電話 048-799-2042


*代表  大崎 清美