- ここ数年、ハリウッド映画のヒット作が減少し、日本映画が頑張ってましたが、
観たときに衝撃を受け、それが後年に続くほどの作品に出合うことは希ですよね。
僕に取ってそういう映画とは
七人の侍や生きるなど、黒沢明作品の数本や、
市川崑作品の「犬神家の一族」になります。
市川崑作品は個性的なカット割りが有名ですが、
「犬神家の一族」では冒頭とラストで
独特のテンポで印象的なカット割りが展開されます。
良い意味で日本映画らしくないテンポで展開される
このカット割りが生まれた背景と
わざわざリメイク版を撮った理由、
またそのリメイク版が、ことごとくオリジナル版よりも劣化している
理由が何なのか・・・・・
ずっと疑問に思っていたのですが、それら全ての謎に対する答えが
下記の本に全て書かれていて、スッキリしました。
好きな人にはたまらん本です。
是非どうぞ！
市川崑と『犬神家の一族』 (新潮新書)/新潮社
- ￥778
- Amazon.co.jp
- 市川崑と『犬神家の一族』 [ 春日太一 ]
- ￥777
- 楽天