上司が部下に気持ち良く仕事をさせる指示方法 | 不況に負けない、値引きしない、強い自立型フリーランスになる 「フリーランス生き残り術」

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好きな仕事で、自分らしい独自のやり方で、お客様に喜んでいただきながら自分も楽しむビジネス環境を作って継続し続けることに挑戦しませんか?

先日、ヒアリングDVDをご購入いただいたお客様から、
こんな連絡が来ました。

 ↓

DVD拝見しました!有難う御座います。一つ質問です! 

例えば、上司と部下が話をする時ですが、上司が部下に指示をする際の
聞くポイントはありますか?

あまり部下の言っていることを聞き過ぎたらいけない?とか
ありますでしょうか( ゚Д゚)

 ↑

とのことだったのですが、この質問によって
若い頃の、ある出来事を思い出しました。


当時20歳。印刷会社のデザイナーとして働いていた頃です。

夜10時を回って、帰り支度をしていた頃、

営業部のAさんが部屋に入ってきました。


開口一番


「中野君、ごめん伝えるの忘れてたんや
 ある新規顧客開拓用の、商品カタログの試作デザインと
 提案書を作ってもらえないか?」


「もう帰るところなんですよ。いつまでですか、この仕事」


「明日の朝まで」


 
 ∠( ゚д゚)/ 「え」



 w( ̄Д ̄ w のぉぉぉぉぉぉぉ~!!



結局、12ページ分のカラーの試作デザイン制作と、

提案書を完成させたのですが、

当時はパソコンが無い時代です。

すべて切り貼りと手書きの手作業、文字はワープロです。



朝までに間に合わせるのは物理的に不可能で

結局、翌日の夕方までぶっ通しで作業して完成。

 
フラフラで運転で、何度かあぶないシーンもありましたが

プレゼンも無事終わり、結果的には採用が決定して

その後、その仕事は10年以上継続し、売上げに大きく貢献しました。



あの時の仕事は、本当に辛すぎて、今でも記憶にはっきり残って

いますが、その辛い作業中の僕を支えていたのは、

自分の伝達ミスで、こんな馬鹿げたスケジュールを持って来た

営業のAさんの一言でした。



「この仕事、中野君しか、頼む奴がいないんや!」


「中野君じゃないと、ダメなんや!」






上司が部下に指示をする際の聞くポイントは、



 ●なぜその人に依頼するのか

 ●なぜ、その人じゃなきゃ、だめなのか


を伝えてあげればいかがでしょうか?



義務で黙々とこなす仕事と、

感情が伴って自発的にする仕事は

結果に大きな差が出ると思います。


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