今年、2017年は「土用の丑の日」が2回あり、通称「二の丑」と言われています。2017年の日にちは、7月25日(火)と8月6日(日)になります。
毎年、スーパーでもコンビニでも「土用の丑の日」を意識して、うなぎの予約や宣伝を力を入れています。
実は、寿幼稚園でも「うなぎ」を飼育しています。
うなぎは結構かわいい顔をしていたりします。周りに落ちているのはエサです。うなぎは特に意識しなくても何でも食べてくれるので非常に飼いやすいです。なお、寿幼稚園では魚の飼育に必須である「活エサ」は与えません。人工飼料に慣れるまで待ちます。根気が要りますが今まで餌づかなかった魚はいません。
このうなぎはこの水槽の中では、長さだけなら一番長いです。60cmは超えています。
水槽の中で目立つ魚は大きく見えますが…
このワニのようにも見える丸太のような魚は「トロピカルジャイアントガー」といいます。今ニュースなどで「アリゲーターガー」が捕獲されたなんて良く聞きますが、それと同じ種属です。ただ「トロピカルジャイアントガー」は「アリゲーターガー」ほど大きくはならないのでギリギリこの水槽でも飼うことができています。現地では1メートル級に育つようですが、この水槽の中では成長は止まっているように思えます。長さは60cmといったぐらいですが、うなぎの方が若干長いです。
トロピカルジャイアントガーによく似た少し小さめの緑色の魚は「マンファリ」です。これもガーの一族です。マンファリも現地では1メートル級に育ちます。現在進行形で水槽の中でもゆっくりと大きくなっています。トロジャンはあっというまに大きくなったイメージがあるのですが、マンファリはゆっくり目です。
魚を飼い始めた頃は、後ろに移っているアロワナなんかが好きでしたが、今はガーが一番癒されます。非常にゆったりとしていて他の魚のようにセカセカしていないのがいいところです。いつかガーのみの水槽というのも作ってみたいのですが、ガーは近い将来特定外来生物に指定されるかもしれないので、ここにいる2匹が飼育できる最後のガーになるかもしれません。
ガーはエサを良く食べます。その口をワニのように大きく開けて、ガバガバと餌を飲み込んでいきます。その食べっぷりは見ていても気持ち良いです。基本的にはエサをよく食べる魚が好きです。
ガーは2匹とも鉛筆ぐらいのサイズから育てていきました。
水槽の中でひときわ目立つピンク色の大きな魚は、「ゴールデンオスフロネームスグーラミィー」といいます。現地では1メートル級に成長するようです。この魚も100円玉くらいのサイズから育てていきました。
長さも60cmぐらいありますが、うなぎの方がやはり長いです。
ガーは北米、オスフロは南米の魚で、水槽には他にもアジアやアフリカの魚もいます。その中で唯一日本産の魚がうなぎになります。
なぜわざわざうなぎを飼おうと思ったのか?
ニョロニョロしている姿が見たかったのです。
ニョロニョロする魚の代表として、肺魚がいます。肺で呼吸をすることができるので肺魚と言います。
以前は飼っていたのですが、今は飼っていません。
以前飼育していた肺魚の「アンフィビウス」です。肺魚の中では最小種で、60cm程度にしかなりません。最大種は1メートルを軽く超えてしまうので、とても飼うことが出来ません。
餌もよく食べ、その食べ方も面白いです。牛のように一度食べたものを吐き出し、それをまた呑みこんで何度もクチャクチャさせながら食べていきます。
非常に面白い魚でしたが、この魚は1匹単独でしか飼育することが出来ません。他の魚を殺してしまうからです。人間の奥歯のような大きな歯を持っていてその歯で何でも噛み砕いてしまいます。他の魚を飼うことが出来ないのでもう肺魚は飼わないだろうなとは思います。
ニョロニョロに対する憧れは日増しに強くなっていったのですが、うなぎを見た瞬間にそれは解決しました。これだと即決し、飼育を始めました。これも鉛筆サイズからの飼育でした。姿を見ないと思ったら砂の中に隠れていたり、濾過機の中に潜り込んでいたりと小さいうちはトラブルを起こしていましたが今では大きくなり、砂の中にも隠れることはできません。
機会があれば他の魚も紹介していきたいと思います。