11月5日。蛭谷と並ぶ木地師の里、君ヶ畑。
スーパーカブ漫遊記 ~ 東近江市の紅葉 大萩村・政所・君ヶ畑
村への入り口にはこんな停車場があります。
ようこそ木地師のふる里へ
今回は時間の都合でサクっと見るだけにしておきましたが、君ヶ畑は惟喬親王が隠棲した場所と言われており、その隠棲先の金龍寺は高松御所とも呼ばれていたそうです。
そして惟喬親王の従者としてこの地にやって来た藤原氏の子孫が小椋を名乗り、この地で木地師として栄えたそうです。
ちなみにこの地はかつて小松畑と呼ばれていたものが、惟喬親王隠棲後、君ヶ畑と名を改められたそうです。君とは惟喬親王のことを指しているのかも知れません。
木地師の小椋氏と言えば、岐阜県揖斐川町の旧春日村も有名ですが、こちらで有名なさざれ石は日本国国家の「君が代」にも登場します。
君が代の歌詞の元になった句は、詠人知れずとされていたそうですが、実際には小椋氏某が詠んだものであり、それが朝廷に認められて藤原朝臣石位左衛門の名を頂いたとのこと。
小椋氏が藤原氏の流れを組むと言う伝承は、揖斐川町谷山に残る石碑の内容とも合致します。
廃村谷山 ~ 岐阜県揖斐郡揖斐川町
君が代の「君」は、やはり惟喬親王のことを指していると思われます。
君ヶ畑・・・。そう考えると日本人にとって尊い場所となるでしょうね。
それはさておき、クリスマスも近かったので木地師のイルミネーションがありましたよ。
日本の歴史的にも極めて重要な君ヶ畑。
そんな場所にもこれがありますよ。
志位将軍のスマイル・ポスター。
もしかして本当は君ヶ畑の「君」は志位将軍だったりしてね(笑)
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