2週間前の週末に福島駅前の温度計を撮った写真がこちら。
41.6℃。
見たことがない数字の並びであった。
その日の天気予報がこちら。
予想最高気温が40℃。こちらも初めて見る数字であった。
「猛暑」ではなく「酷暑」という言葉が似あうと実感した日であった。
さて、わずか2週間後の昨日の予報はこちら。
14℃も低い。
そして午後2時頃にやはり福島駅前で撮影した(41.6℃も同じ時間帯)温度計がこちら。
なんだろう。この極端な差は。
季節というのはゆるやかに、おだやかに変わっていった感覚がある。
「そろそろ夏だな」「秋が近づいてきたな」という気づきを感じていたと思う。
「四季の移ろい」という言葉があって、時間の経過とともに季節が変化していく様子を表していた。
さらにいえば、各季節の変化を15日ごと6つに分けて見たの「二十四節気(にじゅうしせっき)」という言葉や、その節気を5日ごと3つに分けた『七十二候(しちじゅうにこう)』というkotobaががあるほど、季節はゆるやかに変わっていたのである。
ちなみに今日8月11日は、二十四節気なら「立秋(りっしゅう)」、七十二候だと「涼風至 (すずかぜいたる…涼しい風が立ち始める、の意味)。
あらら、タイミング的にはぴったり合っているかも!
ゆるやかに変わっていく季節と、極端に上がったり下がったりする季節では、体感する人間性にも大きな影響が出てくると想像する。
おだやかな日本人よりも感情的な日本人が増えてきた気がするのは、気のせいだろうか。