昨日で阪神淡路大震災の発生から29年。
私はあの日、震源地から直線で約100キロ離れた岡山県の西部にある町にいて、早朝の「ドガン!」という音が聞こえたような激しい縦揺れを経験した。
感覚的には東日本大震災の最初の揺れよりも大きかったと思う。
↓↓以下参照
https://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12336458184.html
かなり生々しい経験で、29年という歳月が流れたという実感はない。その2ヶ月半後に私は今の会社に入ったので、こちらも29年ということになる。やっぱり実感がない。
写真家の山崎エリナさんは、昨日
29年前の1月17日。阪神淡路大震災で被災し、家は全壊となった。
自身の部屋で寝ていたら、今こうして生きていたか...わからない。
「頂いた命、前を向いて生きていくしかない」という思いから、その年の秋に単身フランスへ渡った。
と、以下ご自身のブログで書いていらしていた。
そしてフランスで腕を磨いてプロの写真家となり、この元旦に発生した能登半島地震後に現在も必死に復旧作業に従事している、地域建設業の姿を撮影する仕事をされている、というのも何かの縁ではなかろうか。
以下写真は山崎さんが撮影した、橋の耐震補強工事。
先週も書いたが、こうした対応が報道されることは本当に少ない。
その山崎さんは、当社の現場を撮るようになってから、震災後に目に見えるように復興していく街の姿の背景には工事関係者がいたことを実感したとおっしゃっていたのを思い出す。
交流のある、石川県小松市の江口組さんは、能登の復旧対応を毎日のように発信されている。
こうした広報が一人でも一人でも多くの方の目に届くことを願うばかりだ。
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