電卓を持つ男 | 寿建設 社長ブログ

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本日から3日間、東京ビックサイトで前年に続いて写真家・山崎エリナさんの現場写真が展示される。

山崎エリナ写真展「写真家が見た!インフラをつくり、まもる仕事」 | 寿建設 社長ブログ (ameblo.jp)

 

別件の面会・打ち合わせがあったのと、写真展の事前打ち合わせと確認のため前日東京入りした。

私自身は今日、明日は山崎さんとともに会場にいる予定である。

こんな感じで約50枚の写真が展示されているのでなかなか圧巻な景色だ。

海外まで呼ばれた山崎さんの写真パネル、ぜひ現物をご自身の眼に焼き付けにお越しください。

 

さて、昨日都内を電車移動中のこと。

私は文庫本を読んでいたのだが(と主張したい!)、周りの方はほとんどスマートフォンを操作している。

最近、当たり前の景色だ。

途中で私の隣に座った60歳を超すであろう男性も、早速スマートフォンを取り出して親指で操作しているらしかった。

ふとその姿に目を向けると、思わず2度見したほど驚いた。

なんと、電卓を操作していたのだ。まさにスマートフォンくらいの大きさ電卓を、スマートフォンを使うように左手で握ってその親指で操作しているのだ。

つい凝視してしまったのだが、難解な計算をしているのではなく、せいぜい2桁の足し算や掛け算を繰り返していた。

いったい何をされているのか。実に不可解。

 

計算をするのがたまらなく好きな方が、複雑な数字をいじって計算しているのならまだ理解できる。

頭の中ででも出来そうな簡単な計算を、なぜ電卓を使ってまで電車の中でする必要があるのか。

なんだか面白い景色に、思わずニヤニヤ想像を巡らす。

 

もしかして、周りがみんなスマートフォンを操作しているのを見て、自分も同じようなポーズをしたいと自宅にあった電卓を持ってきてやっているとか??

そうだとすると実に愛らしいと思うのだが、姿は高齢者である。

 

他にどんな理由があるだろうか。