先週撮影した2枚の写真。
仕事始めの出勤途中と、翌日の夜明け前の散歩中に撮ったものである。
こちらは薄っすらながら雪が積もった中、山(福島市の中心部にある信夫山)越しに見えた日の出の光。
そして阿武隈川の上に出た月が、川面に強い光が映っている。
片や明るい山の向こうの太陽の光、片や暗い川の向こうに月の光。
スマートフォンの中に並んであったこの2枚、同じく光ながらちょうど対象的な写真だと思った。
太極図を思い出してしまう。
何事にも光があれば陰もある。
いいことばかりが続くわけでもなければ、悪いことばかりということでもない。
喜ばしいことがあったり、辛く踏んばるしかないこともある。
起きる出来事に対し過剰に一喜一憂せずに、地道にやるべきことを積み上げるしかない。
2枚の写真を観ながらそんなことを考えてしまうのであった。