双葉食堂のラーメン | 寿建設 社長ブログ

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福島県南相馬市小高区は、旧小高町が2006年の南相馬市発足時に今の地名になった。

東日本大震災直後の原子力発電所事故の影響で区全域に避難指示などが出されていたが、2016年7月に帰還困難区域となった1世帯のみを除いて解除された経緯がある。

 

この小高区にあるラーメン店「双葉食堂」は震災以前から人気の店であった。

避難後の2011年10月から同じ南相馬市のもっと北にある鹿島区に出来た仮設商店街で営業を続けてきたが(以下写真が当時の店)、

2016年より元あった店舗で営業を再開したのだ。

 

 

 

まさに復興の象徴の一つといえる店である。

私もこのラーメンのファンで、仮設店の頃から年に何度か足を運ぶがいつも列が出来ていて、時間がないと残念ながら見送るはめになる。

 

先日お客さんが来られて福島県沿岸部を案内したところ、11時過ぎのタイミングで小高区付近だったので、足を運んだ。すでに行列が出来ていたが、せっかくなので食べていただきたく並んで待った。

店に入るといつものように活気がある。この店は地元の女性が数名で切り盛りしていて、みなさんとても明るい方なのだ。

ラーメンと対峙したのは私も久しぶりだったが、変わらぬ美しい姿に思わず写真を撮った。

そして一口スープをすすった後はいつものように箸が止まらなくなって一気に食べた。

大量のネギとスープの味わいが大の好みで、ほぼ飲み切ってしまった。

いわずもがなの超おすすめです。ぜひ。