地元紙に興味深い図表を発見。
1964年、前回の東京オリンピックの時と、2度目を開催中の今年の日本の世相を比較した表である。
ご覧の通りだが、年間の出生数が半分以下というのは衝撃である。
そして65歳以上の人口割合にもびっくりしてしまう。
16人に1人だった割合が、3人に1人なのだ。
風景として想像すると別の国のように思える。
「超高齢化社会」という言葉はしっかり認識していたと思うが、こうした役半世紀間での数値を比較すると愕然とするほどそのことを実感する。
以前いただいたこちらのデータもご覧いただきたい。
前の東京オリンピックの6年後と、今から30年後の2050年に予想されている、日本の人口のうちの年代別数の帯グラフである。
角度は違うが、概ね真逆の絵となっている。
これを見ると、今後も出生はどんどん減っていくものと予測されている数字だ。
国内にさまざまな問題があるが、何よりもこの部分が大問題だと改めて認識した。
何か根本的な対策をしないと、遠くない未来にいろんな仕事がやろうと思っても出来なくなる。
時間を要する問題なので、どんどん動いていかなければならないのではないか。
ちなみに、初任給や、ラーメン一杯の価格は10倍という数字である。
私も前オリンピックの4年後に生まれこの図表の年代を生きてきたが、そんな急激に価格が上がったという実感はないのだが。