昨日発売の週刊新潮最新号。
一番最後の3ページに亘るグラビア特集のタイトルがこちら。
「土木愛」、ダムの次はトンネル。
明治時代に建設されたトンネルを撮った最初の写真ページに、タイトルとともにこんなリード文が。
ひんやりとした冷気が心地よい。
闇の先に見えるのは、一条の光。
あちらにあるのは、どんな風景か。
日常と別世界を繋ぐ「産業遺産」巡りが、
好事家の間で
密かなブームになっている。
トンネルをこんな言葉で綴っていただくと、また別の感覚を覚える。
記事の中で、「トンネル探求家」として、トンネルを見て回るツアーなども開催されている花田欣也さんのことが、お勧めのトンネルの写真とともに紹介されている。
花田さんの以下の言葉も、トンネル工事の仕事をしている身としては、意外で興味深い視点である。
「暗いトンネルの中を歩いていると、胎内感覚とでもいいましょうか、不思議と落ち着く。そして、先に明かりが見えると、なにがあるのだろうと期待感が湧いてくる。そんあ、日常にはない体験ができるのが、トンネル歩きの楽しさです」
以前「マツコの知らない世界」にも出演されたが、こうしてメジャーな媒体でトンネルの魅力を発信いただくのはこのうえなくありがたいことだ。
花田さんとは懇意にさせていただいており、今回の記事の件もご連絡を頂戴して知った次第。
その花田さん、記事中にも記載されているのだが、来月オンラインでトンネルの見学会を開催される。
内容は以下の通り。
講座名 「絶景トンネル」を旅してみませんか オンライン講座
講師名 総務省 地域力創造アドバイザー 花田 欣也
講座案内 「マツコの知らない世界」などメディアで話題の講師が、地域の貴重な産業遺産であるトンネルの歴史や逸話、中々訪れることができない絶景を味わえる各地のトンネル等をご紹介します。
ご自宅で旅気分を体感しましょう。
日時・期間 土曜 10:00~11:00 8/7 1回
日程 2021年 8/7
受講料(税込) 8月 (1回) 会員 2,310円 一般 2,310円
【以下詳細】
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/a43b33d2-3070-6b63-c6be-607a9cdbe8d7
私も早速参加申し込みさせていただいた。
オンラインでトンネルを旅するなんて、どんな内容になるのか今から楽しみである。
外出自粛となりそうな夏休み、トンネルの世界に足を運ぶのもご一興。
皆様、ぜひご参加下さい。