トラブル対応 | 寿建設 社長ブログ

寿建設 社長ブログ

福島県福島市にある建設会社です。
会社や現場の取り組み、
日々の仕事や取り組みの中での
エピソードや思うことを綴ります。

先週、東京都内のとある喫茶店で真面目に打ち合わせをしていたところ、突然「ガシャーン!」という爆音が店中に響いた

壁にかかっていた大きめの時計が落ちたらしく、床に激突じてガラスらしい素材が割れ周囲に飛び散ったようだった。

一番近くの席にいた若い女性は驚いて椅子に座ったまま固まっているのが見えた。

 

が、店の人は誰も動かない。

私だったら迷わずまずその女性のところにすぐ走って「大丈夫ですが。申し訳ありません」と言うと思うのだが…。

見回すと、店のスタッフ数名はしばし小声で何かを話し、掃除機を出してから落下した場所に近づき、女性に何か一言小さな声をかけて別な席に移動を誘導し、床を掃除機をかけ始めた。

他のお客さんには何の説明もない。

 

間違いなく店内にいたすべての人がびっくりしたほどの出来事であったたが、対応はそれだけで以降その1名のスタッフが淡々と掃除機をかけるだけ。

せめて他の各席にも状態やお詫びを伝えるべきではと思う。

お客さんのことをどう考えているのだろう、ととても不快な気持ちになった。

 

トラブルや問題が発生した直後にどう動くかで、その店や会社の本当の姿勢は分かってしまうものである。

「お客さま第一」のようなつもりで、実はそうではないのもバレてしまうのだと思った。

そして「何のため」「誰のために」に仕事をしているのか、スタンスをしっかり持つべきと自分にも言い聞かせのであった。