2019年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」結果発表という記事が新聞に掲載されていた。
テーマは「新聞広告を広告する」だそうで、つまり「新聞広告」という媒体を宣伝するという、ちょっと分かりにくい企画である。
企業や商品を宣伝するのではなく、『若いクリエーターの皆さんに新聞広告を制作する機会を提供し、新聞広告の可能性を広げてもらうために実施』しているのだそうだ。
自由な発想で広告という手段をデザインするコンテストとでもいえよう。
その最優秀賞が「メッセージ」という題のこの広告。
ほぼ真っ白の左隅に、この画像が入っている。
『子どもが勤めている企業の新聞広告を見た母親が、朝すぐにSNSで連絡をとっている場面を表現』しているのである。
斬新なレイアウトだが、紙面という媒体をスマホ画面に見立て、現代の情報発信ツールの存在や社会性も含めた表現になっていてとっても面白いと思った。
他の入選作もいろんなアイデアで圧倒される。
↓↓以下参照(2019年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」結果発表)
https://www.pressnet.or.jp/adarc/adc/2019.html
最近は「広報」という手段をいろいろ考えることが多いのだが、最先端の表現方法だと思う。
勉強になる。