電気の復旧が進んだところで、北海道に在住の何名かの友人にお見舞いのメールを出した。
札幌に住む、同業の友人から現地の写真とともに以下のような連絡が届いた。
新聞やネットニュースではなく、ダイレクトな言葉や映像は生々しく実感出来る。力のない私には何も出来ないが、せめて現状の生の声をお伝えしたい。
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台風・地震と重なり合う天災を経験したのは初めてであり、北海道全域が停電になるなど、誰も予想しえない状況が今回は発生しました。
台風の強風におびえ、その次の日には地震の地鳴りにおびえ、さらに追い打ちをかけるように停電と、本当に色々な事を経験させて頂きました。
昨日までは、私の住んでいるところまでは通電し、水道・ガスも使える状態でしたが、未だに停電していない地区もございましたが、本日明朝よりほぼ全地区と社屋は通電し、ようやく稼働できる状態となりました。
札幌市内各地区では様々な災害が発生しており、当社でも担当地区の復旧に御協力させて頂きました。
そんな中、昨日はTVで報道されている札幌の清田区の里塚へ行ってまいりました。
言葉を失うような現場を目撃し、ココロが張り裂けるような思いになっておりました。。
今回発生した札幌市の事象は元々沢になっている地形に造成事業の中で、火山灰の盛土や砂などで埋め立てた地区でございまして、今回その部分が影響し液状化した事と、水道管断裂による漏水、さらに下水道管断裂による土砂流出などが重ななり、家屋は傾き道路は飴のようにグニャグニャとなっております。
こんな事が札幌でも起きるのか・・・と、自身の危機管理の低さを痛感致しました。
現在も余震が続き、いつ地震が発生し停電になるかもしれない状況の中ではありますが、社内ではお互いに声を掛け合い、協力しながら一丸となってこの状況を乗り切るところでございます！
ここから、土木のチカラの本領を発揮し早期復旧を目指していきます！
この度は御連絡を頂き本当にありがとうございました！