東北新幹線の車内サービス誌「トランヴェール」を読んでいたら、「清津峡渓谷トンネル」が写真で紹介されていた。
この写真の景色、実はインスタグラムでよく見かけるのだ。
私もインスタグラムでトンネル現場の写真などを連日発信しているので、
https://www.instagram.com/kotobuki_kensetsu/
「#(ハッシュタグ、最近ようやく意味が分かってきた)トンネル」の写真を時々見るのだが、よくこの景色が登場している。
今回詳しく調べてみて分かったのだが、「清津峡渓谷トンネル」は観光用のトンネルである。
よい景観を安全に見に行くことを目的としたトンネルなのだ。
この渓谷には以前川沿いに遊歩道があったのだが、危険で通行が禁止になったそうだ。
しかしせっかくの美しい景色をなんとか見れるように出来ないかとの検討の結果、
歩道の代替施設として、安全に通行でき外観を損ねない歩道トンネルの建設が決まった。新潟県の補助金をうけ、中里村が事業主体。総工費約20億円。平成4年に着工され、平成8年10月1日に清津峡渓谷トンネルとしてオープンした。
(清津峡渓谷トンネル管理事務所HP「渓谷トンネル建設の経緯」より)
http://nakasato-kiyotsu.com/tunnel
のだそうだ。
地域と地域を結ぶとか、水を流すとか、トンネルの建設にはいろいろな目的があるが、観光が主たる目的のトンネルを知ったのは初めてである。
やはりトンネルは「インスタ映え」するのだ!