当社設立直後からの主要取引先である、青木あすなろ建設様より社長表彰を頂戴した。
http://blue.ap.teacup.com/kotobuki/259.html
今回受賞の対象になったのは、国道のトンネル内で車両を通行させながらトンネルの断面を広げるよう掘削をするという、難易度・危険度ともに非常に高い「活線拡幅」の施工であった。
↓↓その工事の施工記録
http://www.kotobuki-c.net/tunnel/sakasitakiroku/top.html
上記記録をご覧の通り、非常に苦労の多い仕事で現場のみなさんには大変な思いをさせたが、無事故で完成した時の充実感や満足感は非常に大きかったと思う。
●当社施工完了の写真
その上でこの表彰、ありがたい限りである。
建設業への入職を促すために、週休二日制度や残業をなくすための動きが展開され日々業界紙に掲載されている。
もちろん基本的には反対ではないし、そうせざるを得ない状況にもあると思う。
しかしそこをあまりにも打ち出すと、実際に入職してからどうなのだろうという不安もある。
われわれの仕事は自然相手で、天候に左右され、掘った山の具合で状況も日々変わる。
限られた工期、限られた予算の中で、その時その時で対応しなければならない場面がこれからも多々あるはずだ。
そんな現場に直面した時、そのような条件で入った人は果たして乗り越えられるのだろうか。
昭和40年代中盤に建設業に入った方は、「黒部の太陽」という映画を観て飛び込んだ方が多かった。実際にその理由で入った方をたくさん知っている。
とてつもない苦労を技術とチームワークで乗り越える達成感に強い魅力を感じたのだろう。
そういう建設業ならではの「やりがい」をもっと伝えることは出来ないだろうか。
自分なりにもいろいろ考える。