てんびんの詩 | 寿建設 社長ブログ

寿建設 社長ブログ

福島県福島市にある建設会社です。
会社や現場の取り組み、
日々の仕事や取り組みの中での
エピソードや思うことを綴ります。

当社では従業員のさまざまな改善案等を募集する「私の提案」制度を展開し、毎年結構な数の提案があり、幅広く展開している。
http://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12161450385.html

 

その中で、年末にまったく新たな視点の提案があった。
会社で展開中の、「三方良し」
http://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12137200404.html
の概念を理解するための、映画の紹介であった。
この映画のDVDを購入して研修会等で見せれば「三方良し」の理解を促進できるのでは?というアイデアである。

会社の根底的な視点からの提案、本当にありがたかった。

 

それは「てんびんの詩」という作品で、独自の哲学を持つ経営者として有名な、イエローハットの創業者・鍵山秀三郎氏が制作・企画・資金提供を手がけた映画であった。
 
提案を受けてDVDを購入し、私も観たのである。

主人公は近江の商家の跡取り息子。
学校を卒業すると、家のしきたりで「鍋の蓋(ふた)」を売り歩くという行商修行をさせられる。
これがなかなか売れるものではない。来る日も来る日も歩き回るが一枚も売れず、腐る主人公。
それからさまざまな体験を通して「商売」「ものを売るということ」を学んでいくというストーリー。

ラストはかなり感動的で、企業や学校などで教育研修教材として使われているというのもうなずける。

 

参照)ネット上での感想の声
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20100304

 

90分の作品であり、全社員の研修ですぐにはなかなか長時間を取れないため、まずは本社1階の本棚にDVDを置いて貸し出すことにした。
建設業は「ものをつくる」という仕事を通してお客様と関係を作っていく「商売」なので、その根幹を学べる作品だと思う。

 

作品公式HP
http://tenbinnouta.ciao.jp/