自然の力、そして児童養護施設森の風学園について | 寿建設 社長ブログ

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福島県福島市にある建設会社です。
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日々の仕事や取り組みの中での
エピソードや思うことを綴ります。

10年以上前から地域づくりイベント等で顔なじみだった熊田富美子さんは、現在児童養護施設を運営されている。
平成25年8月に「社会福祉法人ゆめみの里」として認可登録を受け、平成26年12月「児童養護施設森の風学園」を開園した。
↓↓設立経緯はこちら
http://blog.livedoor.jp/kahokushimpo/archives/54620874.html
福島県玉川村の山の奥の方で、小川のそばにある林に囲まれたすばらしい施設である。

しかし、資金面などでいろいろご苦労もあるようで、
↓↓

参考記事
私も寄付を集めの声掛けをしたり、ほんの少しだけだが応援させていただいている。

 

この施設には、保護者のいない児童、虐待されている児童、その他環境上養護を必要とする子どもたちが児童相談所から措置されて入所(HPより)してくる。

 

先日お邪魔した時に、こんな話を聞いた。
簡単には言えないだろうが、心に深い傷を持った子どもたちを、この豊かな自然が受け止めてくれることがあるらしい。

たとえば入所してしばらく引きこもってしまう子どもさんがいるという。
声をかけても何を言っても出てこない。
しかししばらくして、目の前の小川や、積もった雪で「キャッキャ」と歓声を上げて遊ぶ他の子供たちの声を聞くと、自然と外に出てくるケースがあるそうなのだ。

 

「雪には、引きこもりの子を外に引っ張り出す力があるんです」
という熊田さんの言葉は、実に深い重みがあった。

そして、何かゆがんだとしか思えない現代社会にとって、大事な大事なヒントが含まれていると思う。

 

大変な苦労をしながらも笑顔で世の中になくてはならない大切な仕事をされている熊田富美子さんに、ぜひご支援をお願いします。
↓↓公式HP
http://www.geocities.jp/yumeminosato2014/