リベンジ | 寿建設 社長ブログ

寿建設 社長ブログ

福島県福島市にある建設会社です。
会社や現場の取り組み、
日々の仕事や取り組みの中での
エピソードや思うことを綴ります。

何かに失敗したりすると、「次はリベンジするぞ!」というように「リベンジ」という言葉がよく使われる。
いつのまにか日本語としてすっかり定着しているように思う。

 

しかし本来の英語、リベンジ(revenge)は「復讐」とか「仕返し」という意味なのだと最近知った。
日本では前向きな「再挑戦」という意味にすり替わってしまったようなのだ。

だから英語を話せる人が聞くとかなり違和感があるらしい。

 

たとえば腕を振るって料理を作ったもののあまり喜んでもらえなかったので「今度は絶対にリベンジする!」なんて言った場合、「復讐」という意味だと全然中身が違ってしまう。
なんだか毒でも盛られそうな勢いを感じる。

 

他国の言葉を日本語に取り入れる時に意味を変えてしまうことを許していいのかと思う。
誰かがどこかのタイミングで「それは違う!」と修正出来なかったのだろうか。

 

「言葉は生き物」というが、これも面白い例だと思う。