能天気なCOMPLEXの記事が続きましたが…
あっちゃんのことで
ちょっとしんみりしています…
そんな記事です…
現実に戻ってきて
1週間ほど経ったころ
5年前は幕張メッセで
ロクス・ソルスの獣たちだったという
ポストをたくさん見た
みんなが
あの時に舞った桜の花吹雪を
大切にしているのを見て…
しまっていた引き出しを開けて
それを取り出して
久しぶりに泣きました…
この桜が手元にあるということは
あれは夢でもなく
確かにこの目で見た光景なのだ
なのに
今はもう夢のように感じてしまう…
今の私は…
あっちゃんがこの世から
いなくなってしまった事実は
自分の中では
しっかりと認めることができている
4月に
叔父が急逝したのが大きかった
火葬の後だった叔父の2日間の葬儀
親族席に座って
小さな箱に入ってしまった叔父を
ずっと見つめていた
その箱から甦ることはないんだなと
まざまざと見せつけられた現実に
あっちゃんを重ねていた
叔父もある日突然亡くなったということが
それを強くさせていたのかもしれない
そんなことを思いながらだったので
周りが困惑するぐらい
親族席の誰よりもずっと泣いていた
そしてその日のうちに納骨まで済ませた
もうほんとうになにをどうしても
肉体は還らないその一連を見届けた
そこにあっちゃんを重ねるのは
どうかと思うところもあるけれど…
でもその一連を通して
やっと
あっちゃんはもういないのだという現実と
折り合いをつけることができた
それはやっぱり「あきらめ」だった
自然の摂理…
逆らうことも抗うこともできないのだ
ただ
冒頭のあの桜の花びらたちを見ると
その光景が浮かび上がり胸が苦しくなる
あの時の陶酔感は もう未来にはない
そして
「逢いたい」が叶うことはもうないのだ…
気配では満足できなくて
亡霊では見えなくて 聴こえなくて…
ごめんね あっちゃん
「感じる」って
どうしたらできるのかわからないんだよ…
あっちゃんがいたところには
大きなブラックホールができていて
何かを代わりにしようものなら
吸い込まれて跡形もなくなる
あっちゃんの代わりなんて
絶対に見つからない
でも
ワクワクすることや
ドキドキすることをやめたくない
だって
ワクワクやドキドキは
あっちゃんが教えてくれた
大切な宝物だから
それが
人生を彩ってくれて
大きな支えになってくれたから
人は亡くなったときに
あちらの世界にもっていけるものは
唯一「想い出」なのかなと思う
だったら
これからもたくさん経験して
たくさんの想い出を増やしていこうと思う
思うように前に進めなかったり
突然後退していたわたしは
今やっと
「変化」に手をかけはじめたのである
ああ…そうか…
シン バクチクが
新しいバンドになる決意をしたことが
やっと腑に落ちた気がする…
そのtrainに乗れるかは
まだわからないけど…
たぶん
自分自身もブラックホールに吸い込まれて
数日帰って来れない日も
まだまだ続くと思うけど
涙を乾かす方法がきっとあると信じている