木造新築に洋間２部屋を１部屋にする
ドラム防音工事が完成しました！！
木造でどうしても柱が撤去出来ない部分はありましたが
こちらもある程度プレカット図から
残るであろう柱を予測し
お客様とプランからパースデザインまで共有出来まして
大変おしゃれなスタジオになりました。
ドラムで24時間朝練から夜中の演奏も好きな時間に出来る環境は本当にいいですね。
フラッシュインターフォンも装備しました！！
そのためにはドラムの打楽器というエネルギーはどれくらいなのかと
ふと疑問に思いますよね？
実はピアノ防音とドラム防音と何が違うのか？
と良く聞かれます。
ピアノもドラムも部類は打楽器に入ります。
ピアノはハンマーで弦をたたく構造で
ドラムは木のバチでスネアやタム、そしてハイハットと足はビーターで
バスドラムとこちらも叩く楽器ですが
実は波形が全く異なります。
また音のエネルギーも桁違いです。
ピアノは頑張って９０～９５ｄB出ればいい所ですが
生ドラムでは頑張らなくて１１０ｄB出てしまいます。
ピアノとドラムの差が２０ｄBですが
実際の音のエネルギーは１０倍になります。
では波形が違うと言っても測定上の波形では表せられない
波形のエッジが尖るのがドラムなんですね。
例えばピアノは指から鍵盤を弾くととハンマーが動きピアノの弦に当たることで
音が出ます。ドラムは手首のスナップからバチの先端に遠心力と重力がかかり
打撃音になります。
つまり音と打撃音の違いで防音室の構造を全く別物にしなければ
ドラムで24時間対応防音室が出来ないんですね。
分かりやすく例えるならば、ピアノ防音室でピアノは音漏れしないのですが、
ピアノ室にスネアだけ持ってきて叩くと防音してるの！？と言うくらいスネアの
音が分かってしまいます。
24時間対応のドラム防音工事は来週末に音響調整後お引渡しになりますので
またご報告させて頂きますね。
只今マンション内でDTM（ディスクトップミュージック）とエレキギター防音工事着工中で御座います。
7月中旬にはオーディオルーム音響防音工事着工予定です。
本当に数々のお問い合わせ頂きまして有難う御座います。
引き続き頑張ってまいりますので宜しくお願い申し上げます。
ドラム防音室の音漏れ検証動画下記ご参照ください。
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