あー、もう本番まで近くなってきた!
とりあえず、不合格になろうと仕方がないと覚悟を決め、
悔いのないように、というのだけをモットーに、泥まみれになって勉強しております。
ヴァイオリンの練習も数週間前から完全に中止。
自炊も時間がもったいないので、近くのスーパーのお弁当、という生活。
気分転換にゲームをして、不健康になるといけないので一日数回ラジオ体操をして、後は寝るか勉強か、という生活を目指しています。
目標としては、午前の択一35問のうちの、民法20問でほぼ満点近くを目指すでしょ。
午後は択一35問のうち、供託法と司法書士法4問でほぼ満点を目指すでしょ。
ここらは過去問を徹底してやっておけば、何とかいけそう。
残すところでは、午前の憲法3問と刑法3問は馬なり。午前の会社法9問は、一応、主力分野なので、これまでやってきたものをぶつけるしかない。
この辺までは、まあ、何とかなるのだ。
問題となるのは、午後の時間のなさ、である。
午前は2時間で、択一35問。
択一は通常、一問に5肢の問題文があるから、35問と言っても、実際は175問となる。
で単純に割ると、ひとつの肢で40秒ほど。
これは結構、考える時間があるということです。
ところが午後は3時間で、択一35問と記述式2問。
このうちの記述式がねえ。
分厚い文章が小さい字でびっしり数ページにわたっていて、これらの問題文と資料を読み込んで整理するのだけで、どんなに急いでも一問40分はかかるようです。
さらに解答をするための時間も必要です。
スピードアップのための工夫はしているのだけれど、急ぎすぎると、すぐにミスが出る。
文章がものすごい多いので、そのなかの一文や単語一つを見落とすと、解答の筋道を間違えて「全滅」ということになりかねない危うさがある。
まるでトラックにニトログリセリンを積んで、全速力で崖っぷちを走行するようなものなのです。
あー、恐ろしい!!
で、この記述式を1問1時間かかると考えると、午後の択一35問は1時間で勝負しないといけない。
計算してみましょう!
これも択一1問で通常5つの肢(問題文)がありますから、全部で175問。
なんと!
ひとつの肢で20秒しかない。
これはすごい!
異常です!!
試験の成否はすべてこの午後にかかっていると言って過言ではないのです。
しかも午後の択一は、不動産登記法16問、商業登記法8問、民事訴訟法5問、民事執行法1問、民事保全法1問、供託法3問、司法書士法1問でありまして、何も考えずにホイホイ解答できるのは、供託法と司法書士法くらいです。
本当は記述式を1問45分くらいで切り抜けられるといいのですが、そんな簡単じゃないんだよなあ。
さっきも書いたけど、急いで処理しようとすると、どっかで致命的なミスをする。
そもそも、そういうふうに作ってあるのです。
だから文章を指でなぞりながら、怒涛のスピードで読んで、精確に緻密に時系列や関係を整理して処理していかないとまずい。
しかしここで、記述式1問1時間を超えてしまうようなことがあると、これはこれでもうアウト。
なにしろ記述式の配点は、1問35点の合計70点。
それに比べて、午後の択一35問は、1問3点で、105点もあるので、この択一35問もちゃんと得点できないといけません。
なにしろ合格ラインが、全部で8割の得点ですからねえ。
大変な試験です。
まあ、やるだけやってダメなら仕方がないのです。
頭がパンパンなんですが、とりあえず、泥まみれになってトライするのです。
ダメならダメで、「あー、俺の能力はこんなものだから仕方ねえや」と言えるよう、頑張ってみようと思います。