自転車に乗れるようになったのは、中学2年生から。
小学校の頃は自転車でどこかに出かけるという習慣がなかったから。
車の送り迎えがあったわけではないですよ(笑)
駅からすぐの商店街に住んでたので、不要だったわけで。
今の実家のある市に引っ越してからは駅まで徒歩20分。
中学に上がって友だちができてからは、さすがに自転車に乗る練習をして遊びに出かけましたね(笑)
親が年をとってからできた子どもだったので、一緒に出歩くこともなく(父は職人だったので特に)、
自転車に乗ったり泳いだり、といった身体を動かすことは皆無。ずっと家でダイヤブロック(レゴもどき)で
創作に没頭してる子どもでした。
なので、自転車で旅をする、なんてことはうちの家系からしてもありえないのですがね・・・。
まずは自転車選びから。
AUSで買うのがよいと思うのですが(部品とか修理とか規格が違うこともあるので)、いかんせん慣れが
必要だと思った私は、とりあえずマウンテンバイクを買い、1年間、毎日それで片道1時間かけて、
阪神野田駅付近まで通勤していました。
いまでは普通に見かけますが、当時女子がマウンテンでチャリ通勤してるのは珍しかったと思います。
チャリも、今ではよくみかける、ルイガノ。いわゆる街乗りマウンテン。
チャリダーさんがよく乗ってるビアンキとかGIANTとかTREK、Canondaleなどは高くてとうてい手が
出ないし、最初は安いのでいいかって思って・・・。でも結局愛着が湧いて、このとうてい旅には向かない
街乗りマウンテンをオーストラリアまで運んでしまうのです・・・(涙)
今思えば、これが一番しんどかった。家から空港なんかへの移動がほんと大変でした。
これさえなければもっと楽だったのにって思うほど(笑)
旅しやすい気候を考え、出発を4月に決めた。それまで約1年間、とにかく出かけられるところへは
極力チャリで走りましたかね(笑)
2カ月くらい前から、荷物を取り付けるキャリアやバッグ、ペダルにつけるトークリップやハンドルの
グリップ、バーエンド、そして大事なサドル、輪行バッグ、修理キット、空気入れなど付属品をそろえ、
チャリをバラしては組み立て、またバラしては組み立てる練習もした。たぶん今でも出来るはず(笑)
おしりにクッションの入ったチャリパンツやレインウエア、グローブ、サングラス、スピードメーター
などなど必要なものをそろえていったら余裕で10万以上越えていった(笑)
キャンプ用品店でコンロもそろえた。使い勝手のいいグッズは、経験者である仲間たちが勧めてくれ、
日本でそろえるもの、現地で買った方がいいものなんかも教えてくれた。
チャリでAUSを走る、しかもひとりで、と知ると、店員さんも親切に使い安さを優先に選んでくれた。
ちなみに、寝袋は以前AUSで買った20000円ほどのコンパクトに収納できるものをもっていき、
下にひく折り畳みのクッションマットもいわゆる銀マットではなく、当時のベストのものを・・・。
疲れが残るとしんどいので、ちゃんと睡眠はしっかりとるようにって配慮のアドバイスだったのね(笑)
テントは、現地アデレードのアウトドア用品のお店でお気に入りのものを選び、ガスと一緒に購入。
なんせAUSはアウトドア天国なので、日本よりも質のいいものが安く手に入る。
私の利点と言えば、昔住んでたアデレードで必要なものを揃えられると知ってる安心感と、
出発地点のセデューナ、終着地点のノースマンはすでに勝手知ったる町だということ。
そして何よりナラボー平原がどんな道なのかを知っているという土地勘(?)。
だからと言って、初めてのチャリ旅、初めてのひとりでのブッシュキャンプ(野宿)もアリです。
カドくんが使っていた、AUSの給水所などが記された旅のマップを頼りに、一日に何キロ走るかを
定め、出発時間を決め、だいたいテントが張れそうな位置を確認する。でも、実際に走ってみないと
わからないこともいっぱいなわけで・・・(^^)
そんな感じで着々と準備が進み、出国となりました。
飛行機はキャセイだったと思います。ちょうどSARSが流行っていたときで、トランジットが物々しく
行きも帰りも日本の平和さに、大丈夫なんだろうかとかえって心配した記憶もあります。
でっかい輪行バッグに収められたチャリは、行きは空港まで親戚のおじさん&おばさんが車で
運んでくれました。同行した母に、「心配じゃないの?」と何度もおばが言ってた。
きっとそれが普通の反応だよね(笑)
ちなみに帰りは、関空から伊丹へバスで移動。チャリはそのまま伊丹空港にお泊りし(笑)、
私のみ実家へ。そして翌日には伊丹から沖縄へと再びチャリ旅が続くという、計画です(^^)
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http://ameblo.jp/kotobuki-428/archive13-1-201103.html#main
最初の上本くんに関してのブログは、ご愛嬌で(^^)
その3 からゆっくりゆっくり漕いで行きますね~ヾ(@^▽^@)ノ