道徳は「水」と同じ
戦後のわが国では
「道徳教育」というと何か片寄ったふうに思われることが多いが
私は道徳教育は
いわば「水」と同じではないかと思う
人間は生きるためにどうしても「水」が必要である
ところがこの水に何か不純物が混じっていて
それを飲んだ人が病気になった
だからといって水を飲むことを一切否定してしまったらどうなるか
大切なのは「水」そのものの価値
効用を否定してしまうことではない
水の中の不純物を取り除くことである
かつての道徳教育の中に誤ったところがあったからといって
道徳教育そのものを否定してしまうことは
それこそ真実を知らぬことではないか
松下 幸之助(まつしたこうのすけ)
松下電器産業(パナソニック)を1代で築き上げた経営者、発明家
9歳の時に父が米相場で破産し小学校を4年で中退し丁稚奉公
(でっちぼうこう)にる。 16歳で大阪電燈に入社し在職中に
電球ソケットを考案その後独立
1日1回 松下幸之助の言葉を学ぶ
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