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企業は社会の公器
一般に
企業の目的は利益の追求にあると言われる
たしかに利益は健全な事業経営を行なう上で
欠かすことができない
しかし
それ自体が究極の目的かというと
そうではない
根本はその事業を通じて共同生活の向上をはかることであって
その根本の使命を遂行していく上で利益が大切になってくるのである
そういう意味で
事業経営は本質的には私の事ではなく
公事であり
企業は社会の公器なのである
だから
たとえ個人の企業であろうと
私の立場で考えるのでなく
常に共同生活にプラスになるかマイナスになるかという
観点からものを考え
判断しなければならないと思う
松下 幸之助(まつしたこうのすけ)
松下電器産業(パナソニック)を1代で築き上げた経営者、発明家
9歳の時に父が米相場で破産し小学校を4年で中退し丁稚奉公
(でっちぼうこう)にる。 16歳で大阪電燈に入社し在職中に
電球ソケットを考案その後独立
1日1回 松下幸之助の言葉を学ぶ
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