お互いの仕事なり職業というのは

それぞれに自分の意志で選び

自分の力でやっているようではあるが

本来は社会がそれを必要としているからこそ

成り立つものである

 

つまり

自分がやっているのではなく

社会にやらせてもらっているのだということが言えると思う

床屋の仕事でも

髪をキチンとしたいという人びとの要望があって

はじめてそれが必要とされるのである

 

このことは

どんな仕事についても同じである
そういうことを考えてみると

そういう仕事を世間からやらせてもらえるのは

ほんとうにありがたいことだという

感謝の念も生じてくると思うのである