1126日にヤフー!ジャパンのホームページのニュース欄に載った写真『フランスで最も短い名前の町、「Y(イ)」』をご覧になりましたか。町の名前がたった一文字しかありません。


5(カナダ現地校では小6)の娘にこの話をすると、

「日本でいえば、津だね。」

と、すかさず娘が応えました。そのとおり。三重県の県庁所在地である津はやはりたった一文字(しかも漢字でもふりがなでも)しかなく、日本で一番短い地名です。


さて、このYという町の名前は、実はフランス語のれっきとした単語なのはご存知でしょうか。「y」とは、フランス語では「あっち」という意味なのです。だからきっとこの町を知っているフランス人たちは

Où habitez-vous ? (どこに住んでるの。)

Y.

Où est y ? (あっちってどこ。)

Y.

などとジョークを言っているのではないでしょうか。


娘はカナダの現地校で英語とフランス語で授業を受け、家では通信教材で日本語補習と日本語作文指導を受けています。私は英語で博士号を取得した後、フランス語の独習を趣味としています。三ヶ国語が理解できると、世界のいろいろなことがわかったり想像できたりして楽しいですよ。