- せんせい。 (新潮文庫)/重松 清
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誰にでも、忘れられない「せんせい」はいるのではないでしょうか。
厳しかった部活の顧問の先生、
優しかった保健室の先生、
若々しい教育実習の先生、
例えば、塾の先生や習い事の先生。
ひとは大人になるまでに、いったいどれほどの「せんせい」に出会うのでしょう。
重松清の『せんせい。』は、
「せんせい」との忘れられない時間を描き出す珠玉の短編集です。
子どもの頃にはあれほど大きく頼りがいがあるように見えた「せんせい」のことも、
自分が同じ年になる頃には、「せんせい」にもいろんな葛藤があったのだとわかるようになっていきます。
「せんせい」も悩みを抱えながら生きていたのだということを理解することで、「生徒」はまたひとつ階段をのぼるのです。
それが「せんせい」が最後に教えてくれることなのかもしれません。
自分にとっての「せんせい」を振り返りたくなる1冊。ぜひご一読を。
☆ちなみに。。「ことばの学校」支援室スタッフにはこんな(浮かれた)先生たちも。
バレンタインデーに男性スタッフのデスクトップ画像をすべてコレ↑に
勝手に変えちゃいました