受験頻出作家、重松清の『せんせい。』 | 『ことばの学校』 ブログ

『ことばの学校』 ブログ

良書多読の「ことばの学校」です♪


せんせい。 (新潮文庫)/重松 清
¥460
Amazon.co.jp


誰にでも、忘れられない「せんせい」はいるのではないでしょうか。



厳しかった部活の顧問の先生、

優しかった保健室の先生、

若々しい教育実習の先生、

例えば、塾の先生や習い事の先生。


ひとは大人になるまでに、いったいどれほどの「せんせい」に出会うのでしょう。


重松清の『せんせい。』は、

「せんせい」との忘れられない時間を描き出す珠玉の短編集です。


子どもの頃にはあれほど大きく頼りがいがあるように見えた「せんせい」のことも、

自分が同じ年になる頃には、「せんせい」にもいろんな葛藤があったのだとわかるようになっていきます。


「せんせい」も悩みを抱えながら生きていたのだということを理解することで、「生徒」はまたひとつ階段をのぼるのです。

それが「せんせい」が最後に教えてくれることなのかもしれません。


自分にとっての「せんせい」を振り返りたくなる1冊。ぜひご一読を。

☆ちなみに。。「ことばの学校」支援室スタッフにはこんな(浮かれた)先生たちも。


『ことばの学校』 ブログ
バレンタインデーに男性スタッフのデスクトップ画像をすべてコレ↑に

勝手に変えちゃいました笑