パニック障害の彼を救いたいと思って、パニック障害と向き合ってみた。その② | コトバナシ

コトバナシ

恋愛・結婚・セックス・不倫・浮気…色々なことについてのブログ。

彼は私よりも10歳くらい上だった。
彼の大らかさに惹かれ、話をしていると笑いが絶えなくて、
気付いたら大好きになっていた。


彼との付き合いが始まり、私には幸せな毎日だった。
しかし彼には我慢の日々だったらしい。
自分を出せないことで、私の言葉で傷ついたとしても
それを私には言ってこなかった。
ずっと我慢しながら笑ってました。


年上の俺が我慢しなきゃ、とずっと思っていたようで、
彼が私に本音を言えるようになってからしばらくは、
当時の私の言動に対して最低の評価をくだしていた。



「思いやりのない人間」



それが彼と付き合ってから約1年間の私の評価です。
視点を変えれば、彼が好きになった私もココに入ります…


常に不安を抱えていた人なので、手放しで私を「好きだ」と
思えたことは付き合っていた時間の中で数回だと思いますが、
私のことをとても好きになってくれていたことは実感しつつも、
なぜ自分が好きになった人をこんなに否定するのかという疑問を
私が抱き始めた時期でもありました。


確かに彼への配慮は足りなかったと、私は反省しました。
私自身が嫉妬や不安に鈍いので、
みんな自分と同じような精神力だと思っていた。
だから「これを言ったら傷つく」とか考えもしなかったが、
結果、私が彼を傷つけたのは事実。


そんな私が言えたことではないかもしれないが、
自分なりに客観的に感じたことではあったが、
あくまでも私の価値観で出した答えなので、正解ではない。
正解ではないけれど、誰よりも彼の近くにいた私が見た彼。

彼に好きな人を否定させたのは自分の言動が原因とも思ったが、
正直私の言動だけが原因ではないと思った。


彼の不安の強さや嫉妬心の強さも原因ではないんじゃないかって、
私は思っていた。


私の無神経さが原因ではありますが、
やっと彼が本音を言える環境になってきました。


「傷つけた人が悪い」と考える彼と
「根本的に、どっちにも原因がある」と考える私が
きちんと向き合えるようになりました。


文字にすると明らかですが、対立するのは目に見えてますね(笑)


この時期は、本当に喧嘩ばかりでした。
私にとっては日常的なことでも、彼には不満だったようです。
そして彼は、最近発作があると私に言いました。


この一言で、私はネットで調べました。
彼の台詞、彼の行動、私が感じた違和感をネットで調べました。
そして、彼のパニック障害の原因となる「認知の歪み」を知り、
とにかく心の病関連の本を読み漁りました。


彼を救えるのは、私だけだって思い込んでいた時期でした。

しかし、とある本を読んで自分の不安が強くなりました。


「私がズレてるのかも」


彼との時間の中で、今まで信じてきた自分が壊れ始めた時でした。




つづく




ブログランキング参加中

1クリックにて応援お願い致します。



人気ブログランキングへ