「いらっしゃいませ」の京都弁「おいでやす・おこしやす」 | ことば漢字

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「ことば漢字」は、モチーフとする漢字に関係がある言葉やメッセージの平仮名でその漢字を表現する漢字アートです。「ひらがな漢字」とか「隠し文字」と呼ばれる類のデザイン文字です。一種のトリックアートみたいな作品です。

「いらっしゃいませ」の京都弁を調べてみたら、「おいでやす」と「おこしやす」の2種類あり、会う人によって使い分けをしていることがわかりました。


「おいでやす」は一見さんに対して使う言葉

「おこしやす」は常連さんに対して使う言葉


ということだそうです。



英語の「WELCOME」を平仮名の「おいでやす」と「おこしやす」で作ってみました。


WELCOME・おいでやす1

WELCOME・おこしやす



(ちょっと「す」の形が苦しかった^^;)


ということで、「ME」の部分を「す」ではない言葉をさがしてみたところ、

京都弁で「おいでやすえ」と「おこしやすえ」と言うこともあるみたいです。


この場合は、ニュアンスとしては、その場での歓迎「ようこそ、いらっしゃいました」ということではなく、「また、来てくださいね」「一度、いらしてくださいね」のような期待の意味で使われる感じがしますが、

一応、「おいでやすえ」と「おこしやすえ」でも英語の「WELCOME」を作ってみました。


WELCOME・おこしやすえ



WELCOME・おいでやすえ